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ココは元S-Silence管理人の日記とかエッセイモドキとかが徒然とごにょごにょしている空間です
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例えばリポーターがその道30年の職人を取材して、「私もこの一ヶ月真剣に取り組んで来たんですが私の作った作品は一個も売れなくて落ち込みました! 才能が無いんでしょうね!」とかゆったら、何じゃコイツ? 太刀打ち出来ると思ってたんか??? っていうか修行もしてないんだから才能の問題じゃねえだろ??? って思うよな。

芸術ジャンルは、サッカーとか野球に比べると「練習してなきゃ勝てるわけない」っていう意識が低い。一目では価値が分からない文字作品なら尚のことだ。
ここで「こういうのは勝ち負けじゃ無い」って言っていいのは、感想といいねがゼロでも心が揺らがないヤツだけだ。俺には言えん。
自分との戦いだよ。感想をもらえるようになるまで書くのは闘志が要るんだから、戦いって呼んでもいいだろ。
ただしこの勝負は勝っても敗者が発生しない。作者が勝利したら、読者も勝利してる。まさにwinwinの関係。

小説は誰にでも書けるけど、それは、小説は誰にでも書けるって意味じゃねえんだよ。
けど残念なことに、上記の言葉の意味が分かるのは修行して書けるようになってきた人だけだろう。

もしも才能って表現を使うとしたら、そこまで飴ナシで踏ん張れるのは才能かもな。つまり、まず最初に、文字を書くのが好きなのかどうかだよ。
絵より頑張らなくてもすぐに成果を上げられそうだから手を付けただけなのなら、損な判断をしてるから辞めとけ。
それこそ文字の修行を30年間したところで絵ほど感想は来ねえからな。
どっちでもいいなら絵の修行を10年間した方が反応は得られると思うぞ。これはの貴賤とか優劣の問題じゃなく、消費人口の差なのよ。
初めて小説を書いた人が、連載を始めて一ヶ月後に感想がもらえなくてツライと言い出す。才能が無いとか、私の文章なんてと自己卑下をされても、一ヶ月って言ったら、中学で初めてバスケ部に入った若者が、まだ走り込みとフットワークとドリブル練習とパス練習しかさせてもらえてない時期だからな。いきなり試合しても負けるんはしゃーない。
一ヶ月目はツラいとこだから部活のドロップアウト時期ではある。
そこを乗り越えるならワシは、まず500~2000文字程度の短編を完成させる事をオススメするぞ。
いろんなSNSとかサービスを、信用できない、嫌悪感があると言って逃げ惑ってる人たちって、作品を発表する頻度が激減してると思う。
やっぱ他の事に気を取られてると作品を作らなくなる。それはワシが壁打ちをしてる理由でもある。神経丸出しでwebしてる人は多いから。
長文の感想メッセージはかなり貴重だ。
それは、送り主の文章力ってのはどうしてもあるから場合によっては「もらったけど読みづらい!」って困ることもあるけど、とにかく貴重なのは間違いない。そんだけ労力を掛けて書いてもらう事に成功したんだから。

感想は欲しい。だがストレートに、「感想ください!」と言うのは割と悪手だと考えている。
人間なぜか、頂戴頂戴と手をブンブン振ってると浅ましく映るのか、コイツには与えたくないと避けられてしまうようなのだ。これは当方のギブミーチョコレート的な幼児体験に基づいて言っている。
やはり飽くまでギブアンドテイク。まずは、与えるに値すると認められる働きをするのが肝要なのだろう。

感想を書いてもらう事に成功するのは、なにも偶然ばかりではない。書いてもらいやすい条件というものがある。
そのひとつに「完結」がある。盛り上がってから幕を閉じるのが最高だ。クライマックス直後は読者も「ココが拍手のしどころ!」と分かるからアクションを起こしてくれやすい。
しかしここには重要な心得がある。
感想をもらうために盛り上がる話を書くのではなく、面白い話を書いたら人を揺さぶれるから感想がもらえるのだという基本構造を忘れないことだ。その面白さの為に盛り上がりが有用なだけなのだ。盛り上がりを描くときに感想を期待しても良いが、感想の為に盛り上がりを描いてはいけない。
この関係性を間違えたら詰む。
どう詰むかというと。

一年以上も掛けて「第二部完結!」とかやっても、長文メッセージは1件だったりはするのだ。ゼロの時だってある。
それでも、「私は面白いと思ってる」のならば続きが書ける。
もしも、感想をもらうために書いてたのならばここで意気消沈して詰む。執筆は終わりだ。

だから、「感想ください!」と手をブンブン振る代わりに、書いてる話が面白くなるようコツコツと手間をかける。
そうやって耐え忍ぶ日々を経て、自発的なメッセージを送ってもらえた時には、手を降ったよりもっと良い執筆の栄養になる。

それはそうと、「感想ください!」と手をブンブン振るのも、環境によっては悪くない。
ちゃんと健全な友人関係があったりするのならば良い交流だと思う。
自発的なメッセージは、いわば高級料理のようなものだ。餓死しそうでもこれを狙いに行くのかどうかは、趣味による。
対人恐怖症でもなく、嫌な目に遭ったこともなく、ただスタイルとして壁打ちを選んだ感想を述べる。

【メリット】

●作品づくりに集中できる
当方は、自他の作品への評価が辛口で、他人の作品もかなり感服しないと褒められないから、かなり部活的な人材である。交流に向いてはいない。
どれくらい親しい人なら反応が必要になるのかなという問題もあり、そんな懊悩に時間を費やすくらいなら、作品を書いて見てもらおうと思う。
きっとその方が周囲の人も喜んでくれるんじゃないかな。

●評価が義理ではないとわかる
この作品が面白かったの? それとも仲が良いから反応くれてるの?
壁打ちなら大丈夫。100%面白かったからくれた感想だ。なんの義理もなく無視できたはずが、くれたんだからな。

●荒らされにくい
いや、実はこのへんはよくわからない。壁打ちじゃなかった頃から荒らされたことがまだない。
過去に変な人に遭遇はしたことはあるが、それは私を創作者だと認識して声をかけてきたのではなさそうだった。
けど、もしやってきても、そもそも誰にも語りかけないアカウントだから無反応は決め込みやすそう。


【デメリット】

●いいねをしない忍耐
いいね! と多少おもってもその指を止めろ。
いいねをし始めたら、しなかった時に「今回なかったな」とか「私にはしないの?」なんて思われてしまうかも! という心配が出てくる。
そういう懊悩を避けるための壁打ちだ。
返信ではない自発的ないいねは相当に打ちのめされたら、メッセージを添えつつ本気でする。頻度としては年に1回くらいかも。

●さみしい
同趣味の人々と盛り上がることは諦めろ。
ねえねえ聞いて! とかは以ての外だ。
でも話しかけられたら普通に答えはする。
さみしいくらいの頻度でしか話しかけられないけどね。
気軽に話しかけられるキャラになると懊悩が始まるから仕方ないんだ。耐えろ。

●忘れられそう
同趣味の人に名前は知ってもらえても、友達ではなく、言い方は悪いけど、作品を出す人でしかないワケだ。
作品を書いてない時には、そろそろ存在を忘れられてんじゃないか? と不安にはなる。耐えろ。それか書け。
ワシ遅筆やからこのへんは困るのよね。

●発言の取捨選択の胆力
吐き出し用アカウントなら別だが、当方の言う壁打ちアカウントは作品発信専用アカウントのことだ。ならば例え雑談でも創作や作品に関わることしか発信しないほうがいい。辛いことは特に吐きたくなる時があるけど、相手は友達ではないのでコッチのプライベートに用は無いのだと肝に銘じて飲み込まねばならない。


【総評】

自分のタイプを見極めて選べるのなら、壁打ちはおすすめ。
特に、創作に質を求めている人にはおすすめ。
「今作、良かったけどエンディングの描写が簡素すぎて勿体なかった」「まじで? 割と自信あったんだけど具体的にどのあたりが?」とか言い合える環境は、現状の二次創作のオープン会話には望めないと思う。
己が反応を示すのはスタンディングオベーション時のみと決めて、普段は作者兼ロム専を決め込んでいるのはランニングコストが省エネ。考えてみりゃプロは大抵そうなのかも。

 オタク向け投稿SNSってのを覗いてきた。
 自分の活動にはあんまし向かんっぽかった。一般の検索には掛からんから中では伸び伸びできるのが売りみたいだけど、それだけに、友達の居ない壁打ちオタクには居場所はなさそう。
 雰囲気的に、公開SNSが同人誌即売イベントだとしたら、オタク向けSNSは居酒屋の個室ってカンジかな。同じ人種がたむろしてても空気が違う。イベントならオタクは広く仲間かもしれないけど、居酒屋の個室ではオタクであっても友達じゃないと勿論お呼びじゃない。開けてない場では当然、よそでは言わんような薄暗い話をしがちでもある。
 万が一、個室でだけ作品が飛び交うようになったら、文化の入り口が無くなるから跡継ぎ不在で滅びの道を歩みそう。だからきっと無くならないから大丈夫だろう。

 昔は教室の同級生くらいしか作品を見せる相手が居なかったんだが、インターネットが発展したら逆に教室みたいなコミュニティを作って閉じ籠もってしまうって現象、勿体ないな。
物語は冒頭が一番書きやすい。なぜなら、以前からの伏線を拾わなくて良いし、以前からの整合性も考えなくて良いし、以後への布石が置けてるかどうかもまだ分からない、困るならこれからという状態だからだ。
 実力の勝負はその先なのだが、思わせぶりなシーンだけばら撒けば面白そうな第一話は作れてしまうので、初心者は冒頭の乱造という落とし穴によく嵌まる。ワシもこの趣味はじめたときに落ちてる。
いま作品で殴られたので何とか反撃を試みているのだが、被害が甚大でしばし動けそうにない。
TUBEの歌にもある通り、勝ち負けじゃないってのは戯れ言だ。
ただし、競う相手の上限は設けてるし、闘志は人へじゃなく文字へと燃やす。そういうルールさえ守れば書き手と読み手のwinwinが出来上がる。それを世間では「作品で殴る」と言うらしい。
殺したきゃ先に死ねって話なんだが。
読者をオーバーキルすることを目標に書いてはいるけれど、それをやるには最低限、書く方が大炎上してなきゃ、冷めた気持ちから火ぃ吹けるわけがない。
書くのがしんどい理由はそこにあると思う。

 自分のスタイルが世間で壁打ちアカウントと呼ばれている事には、後から気付いた。このスタイルを選んだ理由は複数あり、ひとつに受け答えの下手さ。ひとつに社交性の低さ。ひとつに友達票の心配をなくす事がある。
 ひとたび交流が始まると、輪から抜けるのもおかしいので取り返しが付かないのだ。
 そんな私にも、いいねをしたいときはあるが、絶対にしてはいけない。やるなら、がっつり感想文を送るしかない。これまで3回だけ送った。
 リアクションをするのならば、回数を抑えるのはもちろん、できるだけハードルの高い方法をとって特別感を出さなければ、気安い反応を返すと友人としての交流がはじまってしまう危険性があるのだ。それを踏まえると、壁打ちアカウントにとってはツイッターでいいねだけとかは御法度なのである。
 
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