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ココは元S-Silence管理人の日記とかエッセイモドキとかが徒然とごにょごにょしている空間です
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極々私見なんじゃけど、ワシは世間でやられてる修行の一種、ワンドロってやつは、絵描きにはイイかも知らんけど、字書きはあんましやらんでええと思とんの。字書きでそんなんやるんは、超初心者の「短編であろうと最後まで書ききった事あんまり無い」って時期だけでええんちゃうか思てる。
 そこを脱したら、推敲の訓練した方がええと思うんよ。字書きの力の要るところはそっからやからな。一通りを書いた後に、それを上回る表現を考案して文字を挿げ替えて、文章を完成品にしていく力ってのを地力と呼ぶんや思うで。
 だから、「この人はもうワンドロやってる段階じゃないんだけどなー」って人が真面目にやってはんの見ると、横から「あなたはそれよりも同じ作品の推敲を毎日やってみた方が修行になると思いますよ」とか言いたくなる。もちろん言えんけど。

 世の中あまりにも短編を書く人が多い理由は、この推敲が苦手やっつーのと関連してる思うで。物語を続かせる為には展開が要るし、事態も感情も移り変わりって行くってことやん? それは多少は無理して推敲せんと次をどう繋いだらええんか書いてる自分にも分からへんのちゃうかな。多分そういうときに「この後○○が××するのだがそれはまた別のお話である」みたいなエンディングで話を切ってしまうんちゃうやろか。
 そやし、推敲を毎日、の次の課題は、「続き物を書こう」になると思うわ。

 もしも千本ノック的なモンをやるならワシ的には、「自分が本文で使ったことないような単語を見つけて、その単語の例文をいくつか拵えてみる」ってのがおすすめ。したら急速にその単語が自分の語彙に加わる。語彙ってのは知ってる言葉の数じゃなくて、使いこなせる言葉の数やからね(持論)。

 人に言えない字書きの修行方法では、自分より少し文章力が低い人の作品を脳内で勝手に推敲してみるってのもある。なんならその作者にどうしてそこを直すべきなのかを説明して説得するつもりでプレゼンを組み立ててみる。……分かってるとは思うけど、これやるときは絶対に人に言うちゃいかん。でもこれは腕あがるぜ。

 ……そうじゃなくて、ワシはワシがここからどうやって上達していくかを考えてた所やったんよ。
 ワシの弱点は、書いては消してを繰り返すんで、仕上がりが遅いし疲れるし、燃費悪くてめげそうになるトコなんよ。考え方を変える必要があるんやろなーとは思うけど、具体策が分からん。
 まあ昔の作家にも原稿用紙が訂正だらけの人は居たらしいし、ただ単にそういうタイプなだけ、で済まされるんかも知らんけどな。
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