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ココは元S-Silence管理人の日記とかエッセイモドキとかが徒然とごにょごにょしている空間です
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考察っていうものを、しないようにしてる。
したら情報量が減る気がするから。

量子が此処に有るとして。
……ていう見解を始めちゃうと、それまで無限に広がってた他の可能性がパッと消えちゃう気がする。
だから曖昧なままが好きだ。

だから「○○しないシーン」とか見ると、
「どうして○○しなかったの?」とは思わない。
「そうか○○しなかったのか」と思う。
作中の出来事だけを頭に積み重ねる。

でも確かに、例えば、
「彼は幼いころ母を斬り殺された」の後で、
「その彼は敵でも女が斬れない」
という情報が積み重なったら、母のトラウマがあるから斬れないんだなと思う気持ちは分かる。
でもここで、
母のトラウマがあるから斬れないんだな、ではなく、
母のトラウマがあるから斬れないのかもしれないな、とふんわりしとくのが、
量子の位置を定めないって事なんだ。
情報量を減らしたくないから。
「たくさんの人に読まれていればアンチコメントも来るものだ」
という話を見るたびに、
俺ぁ隙がねえから来ねえぜ! という誇りと、
俺ぁそんなたくさん読まれてねえもんな、という苦々しさが湧き起こる。

来ないなら来ないで良いものだし、
来たら確実に気分が悪くなるはずだし、
なぜこんな、殴ってくるヤツ待ってるみたい心境でいるのか分からんが、しかし貰わないとまるで一人前になってないような、こう……童貞処女みたいな気分なのだ。

別に、来ても応戦するつもりもなく、なるほど、と思って眺めるだけだ。
無反応を貫くという意味では、これこそがある種の戦いなのかも知れない。
実際、相手としても最も堪える反撃は届いてるのかどうかすらわからないほどの無反応だろう。
そういう心構えはしている。

しかし来ない。
試しに、推しがリンカンモブレの憂き目に遭うストーリーをUPしたとき、今こそ苦情があるだろうとマシマロを設置してみたが、何も来なかった。

アンチなど都市伝説なのでは、もしかしてみな自作自演なのでは、いや俺の分母が足りないのか。
雑念は続く。
若い時は難しかったが、段々と「答えはCMの後で!」みたいなことをされると、それを切っ掛けに席を立って風呂や掃除に移行できるようになってくる。世の中には他にいっぱい面白いことがあると知っているし、これはあちらさんの手なんだなとも思えば、尚のこと便利に冷められる。けど、それでもどうしても見たくなるような激燃えコンテンツを作ってくれないものかな、と無いものねだりはしたくなる。
20240220のコロナ罹患の以降は怒濤のイベント修羅場だった。
間に合って良かったぜ。
物を減らすのは死んでいく準備。なのかも知れないけれど、第一ロケットの切り離しっていうか、もう俺には必要の無い物の除去ってカンジもする。
芸術において嫉妬は糧だという人もいるけれど、別ジャンルに嫉妬してて何の糧になろうか。
絵はだたでも、需要からすでに適わねえんだ。
じゃあ絵を描く能力と交換してあげようかと言われても、小説が掛けなくなるのは絶対イヤだしな。我が儘なもんだ。

ワシ、美術館とかでも雷みたいな衝撃とか経験ないし、言葉が好きすぎて、言葉が無い作品だと感受性がニブニブなのだけど、それでもじっと見ちゃうものにはやっぱりなんか感じてるんだと思う。
でも表立って良かったって反応を示したら矜持が折れちゃうとか、すでに他の人が絶賛してたら俺はもうこれ以上は自分で嫉妬のタネを撒く事ねえなとか、心狭めなこと考える。

いいんだよ、そりゃ世界を支えてるのは自分じゃ無いんだから、誰かが頑張ってくれてるのは良いことなんだよ。
むしろ俺一人で支えろっていわれたら重すぎてヤだよ。
でも、この口から賞賛は吐けないって、思っても罪はまだないだろう。
作品を書いてる内は。
あー……そっかあ……。
スタンプがあったら日本語で感想を言わなくなるかなあ……。
でもやっぱ言葉がいいなあ……。
残念。
現状ツイッターは、人気投稿のリプライ欄には他人の発言をコピーして呟く美女アイコンが溢れており、人間を探すのが難しいようだ。
画像やURLの投稿にも不具合が生じている。
これでは交流をするのは難しかろう。
壁打ちの人間は交流をしないのであるが、船全体が沈むと人が居なくなる。それはまずい。

当方はイーロン・マスクとやらは遅くとも2028年にはツイッターを去っていると予測しているので、それまではとりあえず様子見をするつもりではおるのだが、しかしながらイベントに参加する日がツイッター不具合の爆発日というのもあり得なくはない。ツイッターしか情報開示場所が無いと行き詰まるかもしらん。
なので振興SNSにもアカウントを作って、保険として周囲にアナウンスしてはおいた。

けれど、私が懸念するのは、かつての私と同じくらいの浦島がいま同好の士を見つけようとしたら、ムリだろうなということだ。
自慢じゃないが、私はツイッターで活発に発言するファンダムにはまるで気付かず、pixivだけを見て「誰もコメントしないし喋らない。いまはこういう世の中なのかな」と思っていた。超大手ツイッターで隠れるでもなく盛り上がっているのに、行き着くまでに何十日も掛かったのだ。現状の振興SNSを用途別に使い分ける世界だったなら、最後まで無人と誤解して去っていたやもしれない。いや、むしろ現在の状況だとSNSだけでなく作品の投稿先まで散り散りなので、作品を見つけることもなく、読みもしなければハマりもしないので同人復帰してない。

難しい問題だ。大手のSNSや投稿掲示板の一人勝ちが思わしいワケではないのに、情報が散っていると盛り上がれない。どうすればいい。
この状況。
この、「今の同人は紙ベースじゃなく、webの至る所に作者が住んでるから、まずはカプ名とか検索避けに使われてる隠語を探し当てて、ツイッターかタイッツーかくるっぷか、そんなところで同好の士を探せばいいけど、作品の投稿先としてはpixivかぽいぴくかプライベッターかピクブラかソナーズか……まあ色々あるからその人のSNSのプロフから繋いであるのを見つけるか、繋いでくれてなかったらその人が作品を投稿したタイミングでフォローするかブクマするか……」
みたいなややこしい状況をどうすればいい。
正直なところ、
『これが○○カプを書いてる人のURL大全だ!』とかいうまとめがあればメチャありがたい。
うるさい。一色すぎて気が滅入る。
誰かの命日は誰かの誕生日だ。
一丸となることと、楽しみを忘れることは同義ではなかろう。

熱い感想には、熱い返信をしたく推敲を重ねるのだけれど、そこには個人的な鉄則がある。
それは読者の読み方はすべて正しいって事だ。
だから面白い。だから作者は作品外で作品を語らない。
語れば読者の想像の伸びやかさを封じてしまうかも知れない。
少なくとも「面白い」と思ったからこそ感想をくれてるんだ。
その読者の「面白い」を感想から読み取りたい。
読み取ってそこを膨らませる言葉を返したい。
返信は、感想への感想であると同時に、歴としたエンターテイメントであるつもりだ。
この鉄則を守る方がきっと感想を書いて良かったと思ってもらえると信じてる。
ただ、ちょっと、内容に制約が出てくるので書くのに時間が掛かる。
 
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