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ココは元S-Silence管理人の日記とかエッセイモドキとかが徒然とごにょごにょしている空間です
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恐らく多くの人々がそうであるように、働いている時の自分とサブカルチャーは何の関係もない。
しかしそれでも、電車を待つふとしたような時、家に初回限定版の嫁を未開封で3ヶ月以上も眠らせている事を想って微笑む。
そういう危ないノリが今の僕には必要だ。

本日水曜日に届く筈の荷物を、配送会社のサービスシステムで金曜届けに遅らせた。荷の中身は本だ。
最近はツライ毎日を乗り切るため、こうして毎週末にオタキッシュな本が届くよう注文と配達日調整をしておくのが週課である。

週末は何も考えずに同人漫画でも読みながら過ごしたい、と同時に平日の真っ只中に届いてしまうとそれこそ何も考えずについ読んでしまうので、週末への調整は必須となりつつある。
まあ毎週に買うものがあるのも夏の名残の内だろうが。

思えばその原作に触れたのは春。
見れば絶対に嵌まると分かっている作品に手を出す前準備として、色々な作業を片付けてから劇場に向かった覚えがある。

何の因果か知らないが、その映画を観た二週間後に新たな仕事に臨む事が決まり、新たなオタク経済活動はストレスフルな日々と同時に始まった。
一緒に歩んで来たと言えば何とも耳障りが怖いが、思い出し笑いと共に生きることは生活の辛さを多少緩和するものだ。
問題といえば、本は嵩張るというのと現在貯金中という事実くらいだろう。
思い直した。結構大問題だ。

言ってみるなら煙草と同じようなものなのかもしれない。
刹那の慰めの連続性である。

疲れているのだ。ひたすら新境地へ足掻く癖がある自分がしていることは、日々続ける習い事はもちろん、趣味の殆どが知識や技術の向上を伴うものばかりで、寧ろ向上が趣味と言った方が話が話が早いくらいだ。
その中で人生の時折に手を染めるサブカル消費趣味は、ほぼ唯一例外的に、ひととき限りの純粋なる楽しみのみの行為なのだと思う。

というわけで、週末は何も考えずに同人漫画でも読みながら過ごしたい。その日を見据えながら幾多の平日を乗り越えられるなら、全く私は運がいい。
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