よう俺。
端から見てて思うんだが、お前が書いた後に『これは失敗作だった』って思わないのは十回中に一回くらいしかないぞ。後の九回は『これはがっかりさせたかも知れないな』とか何とか言ってる。そんな時ばっかだ。
ゆえに比率から言うならば、そのメイビーがっかりな出来がお前の本当であって、残りの一割が偶然のスーパーヒットなだけだ。
つまりどういう事かと言うと、今のその感情は唯の被害妄想だから忘れて先に行った方が良い。
つまり何が言いたいかと言うと、無駄だ。どっちにせよ終わった事は変えられねえんだからよ。
次に何か書いたらその恥を忘れるから、逃れる為には書けば良い。
後半の核心部分を砕いて前半へ散布。
全体的に初期案を再投入。
前半の布石部分をピックアップ。しないと回収を忘れるぞ。
持ち回り先(脇軸)からの視線を主軸へ集中させるカット&修正。
ストーリーの為にキャラクターが居るんじゃない。
キャラクターを説明する為にストーリーがあると考えれば、
どっちを変更すべきかは自ずと知れるだろう。
シーン飛ばして心情飛ばさず。
階段ステップ。布石(小)布石(小)発動(大)。
要らない部分もキャラ膨らましの為に全部書いて下書き。
清書は削り作業に気合いを入れて。
後半へ向けて。
ストーリーよりもキャラの表情を思い浮かべた方が定まる。
話が進まない。
要、原因究明。
→頭にまだ彼等は居ない。キャラ感不足。
一人ずつ掘り下げようと考えたら
→他メンバーとの絡みエピソードは出るだろ。
どういう人だからそうしたのか。
その事をどう感じ、どう記憶しているのか。
だからその集団はそういう雰囲気に成っている。
(0.なに躓いてんのよ)
1.躓くなんて馬鹿ね。
2.私は人生で一度も躓いた経験ってないのよ。
2.少しは躓かない方法を考えようって思わないのかしら?
2.そんな馬鹿だからモテないのよ。
1.に対して、リアルなら脳内で同時に2.が発生したりするけれど、
文章は一次元的なので三つの2.を順番にしか配置できない。
そのまま羅列すると、ブチ切り情報なので流れの悪い文章。
上記くらいの長さなら適当に繋げられる。
『躓くなんて馬鹿な事してないで、少しはそうならない方法を考えようって思わないのかしら? 私はそうしてきたし、一度も躓いた事はないわ』
けど実際には物語の構成パーツとして
もっと長い、複数の文の塊なので
なかなか順番決まらない。くっつかない。
試しにやってみた記録。
感嘆系は後回しにすると、再度の燃料投入後にしか言えなくなるので優先。
論点でないならば私についてを語る2-1を削除しても。
イベントレポート書いて見たけど、
今回は反省の回って感じ。
積み重なっていったA4紙を片付ける。
初期プロットから対策案まで、五枚分。藻掻き苦しんだ痕跡だ。
物語を作る為に沢山の小細工をする様になった。
僕は冷たいのだろうか。僕が作った物も冷たいだろうか。
でもこれが間違いだとはあまり思えない。
どんな時でもギブアップしない、そういう技術が欲しい。
だって魂なんて誰でも持ってるんだから。
そう、実は僕の表したい物だって根底は熱い。