ココは元S-Silence管理人の日記とかエッセイモドキとかが徒然とごにょごにょしている空間です
.
そもそも、物語の主人公のようなシリアスで劇的な半生なんて送っちゃいない、それに比べりゃ何の不自由も無く育った筈の自分が書く文章が、なんだって悲しい情感があるなどと表されたりするんだかな。
悲しいからだよ、と大手を振って言えたら話は早いんだが、このぬるま湯のような個人情報を見て、ああそれは悲しみのある人生だろう、と言う人は居るまい。
でもやっぱり悲しくなくて悲しい文章が書けるとは思わないので、つまりこれは悲しい道を歩かなくても悲しくなっているというのだろうか。それがもしも実体が無くても過剰に催してしまう悲しみ病というようなものだとしたら、本物の悲しい出来事がやってきた時には針が振り切れておかしく成ってしまうだろうか。
いや、何となくだが、やってきたそれはいつも通りに悲しい事と同列あるような気がする。つまりとても悲しい事だ。
何が言いたかったんだっけ。
そうだった、私には割と頻繁に悲しさがある。残念な事にそれがある種の原動力になってしまっている。
当初それを噴射する手段として何らかの物語を書く行動をとっていたのだが、ブログができ、ツイッターができ、徐々にガス抜きが簡単になってしまった。
少しくらいは圧力を高め直そうと思っている。
そもそも、物語の主人公のようなシリアスで劇的な半生なんて送っちゃいない、それに比べりゃ何の不自由も無く育った筈の自分が書く文章が、なんだって悲しい情感があるなどと表されたりするんだかな。
悲しいからだよ、と大手を振って言えたら話は早いんだが、このぬるま湯のような個人情報を見て、ああそれは悲しみのある人生だろう、と言う人は居るまい。
でもやっぱり悲しくなくて悲しい文章が書けるとは思わないので、つまりこれは悲しい道を歩かなくても悲しくなっているというのだろうか。それがもしも実体が無くても過剰に催してしまう悲しみ病というようなものだとしたら、本物の悲しい出来事がやってきた時には針が振り切れておかしく成ってしまうだろうか。
いや、何となくだが、やってきたそれはいつも通りに悲しい事と同列あるような気がする。つまりとても悲しい事だ。
何が言いたかったんだっけ。
そうだった、私には割と頻繁に悲しさがある。残念な事にそれがある種の原動力になってしまっている。
当初それを噴射する手段として何らかの物語を書く行動をとっていたのだが、ブログができ、ツイッターができ、徐々にガス抜きが簡単になってしまった。
少しくらいは圧力を高め直そうと思っている。
.
今って2014年だよね。
思えば二次創作世界から引退するって決めたのは2008年だったんだよね。
特攻Aに出よう、と。そう決心したのは引退を見据えての事だったんだよね。
そこでデスペナの続編を出して、一度だけ対面で皆さまにご挨拶したら、それにてやりきったとしてサイトを閉じる筈、だったんだよね。
けど急にコスプレしたくなって、ざっと250時間くらい服に費やしたと思うよ。
そうするとデスペナとか書けるワケ無いし、サイト内連載の完結なんて出来る筈も無い。
それが予定狂いの最初のワンステップだった。
その後のイベントでデスペナの続編は出せたが、何でそれまでに続き物を完結させとく事が出来なかったんだかね。また引退できなかったよね。
今やっと全ての要素をクリアするってのはなかなか遅いね。
そういう心拍数の少ないサイトだったけど十年以上やってたからね。一応人生の大きな部分とは言えそうだよね。僕にとっては実り多かったしね。やっぱ本気だったからね。
今って2014年だよね。
思えば二次創作世界から引退するって決めたのは2008年だったんだよね。
特攻Aに出よう、と。そう決心したのは引退を見据えての事だったんだよね。
そこでデスペナの続編を出して、一度だけ対面で皆さまにご挨拶したら、それにてやりきったとしてサイトを閉じる筈、だったんだよね。
けど急にコスプレしたくなって、ざっと250時間くらい服に費やしたと思うよ。
そうするとデスペナとか書けるワケ無いし、サイト内連載の完結なんて出来る筈も無い。
それが予定狂いの最初のワンステップだった。
その後のイベントでデスペナの続編は出せたが、何でそれまでに続き物を完結させとく事が出来なかったんだかね。また引退できなかったよね。
今やっと全ての要素をクリアするってのはなかなか遅いね。
そういう心拍数の少ないサイトだったけど十年以上やってたからね。一応人生の大きな部分とは言えそうだよね。僕にとっては実り多かったしね。やっぱ本気だったからね。
出来る事なら少しちゃんとブログを書こうと思う。
この場は私にとって、多少は作文の場であるので。
少なくとも眠いと一言だけ書く羽目にはなるまい。
鳩尾の奥から書くような感覚を思い出せるだろうか。
この場は私にとって、多少は作文の場であるので。
少なくとも眠いと一言だけ書く羽目にはなるまい。
鳩尾の奥から書くような感覚を思い出せるだろうか。
花見も好きだが花見以外の花の見方をしたりもする。
ふとした小道にも見事な木があるのがこの町だ。
木の大きさより花の密度が重要だ。
ひとりで見上げ、他に誰も居らず、写真も撮らない。
誰とも共有しないあの桜は僕だけの物だ。
それを寂しいと思う事を正道と感じる自分には寒い風もお似合いだ。
ふとした小道にも見事な木があるのがこの町だ。
木の大きさより花の密度が重要だ。
ひとりで見上げ、他に誰も居らず、写真も撮らない。
誰とも共有しないあの桜は僕だけの物だ。
それを寂しいと思う事を正道と感じる自分には寒い風もお似合いだ。
.
ホットミルクをノンシュガーで楽しむ時もある。蜂蜜を溶かす事もある。
今日は上白糖だ。甘ったるい時間が欲しい時にはそうする。
幸せな物語の本を一日中読みふけったからかも知れないし、唯その疲れが糖を欲しただけかも知れない。その辺りは理屈に觝触しない。
不思議なのはそうして舌を慰め、腹が温まって尚、胸はやはり絞れて苦しいと言う事だ。
推測するに私にとっての幸せとは連続する甘さの名前ではないらしい。
ホットミルクをノンシュガーで楽しむ時もある。蜂蜜を溶かす事もある。
今日は上白糖だ。甘ったるい時間が欲しい時にはそうする。
幸せな物語の本を一日中読みふけったからかも知れないし、唯その疲れが糖を欲しただけかも知れない。その辺りは理屈に觝触しない。
不思議なのはそうして舌を慰め、腹が温まって尚、胸はやはり絞れて苦しいと言う事だ。
推測するに私にとっての幸せとは連続する甘さの名前ではないらしい。
最後なので、脳内おもちゃ箱を引っ繰り返しておこう。
エルとロイはあまり会っていない。ロイが避けるから。
エルとヴァイスは偶に会っている。
少ない年月の間にエルの身長はヴァイスに追いつく。体格はヴァイスより良い筈だ。それでも人なつっこさや笑顔は全く変わらないだろう。
無駄な時間を過ごす性分ではないヴァイスが茶を飲む為に会う訳は無いだろう。顔を合わせると言ったらがっつり狩りだろう。がっつり数日の強行軍だと、安全地帯で休息を摂る時間も幾らか有るだろう。
会話術に関しては赤子に毛が生えたくらいのヴァイスだが、エルが作る流れの中でなら人並みのやりとりが出来るだろう。それはヴァイスにとっては他になく貴重するものだろう。
眠っても大丈夫な場所では、ヴァイスは眠ろうとするだろうが、偶に擦り寄ってこられるだろう。叱ったりもするだろうが、それで、え……だめ? みたいにしゅんとされると逆に気圧されるだろう。始まってしまえば、似ているのに優しいというのは頭のふらつく事だろう。
『death penalty 心奪われろ』の後書きでは、「デスペナは最期の(とある)出来事が起こるまではずっと世界中を追っかけっこする話で、その間、それぞれはそれぞれの冒険生活がある。」と語った。
ヴァイスが『death penalty Sequel-a』の時を過ごしている頃、ロイも実は用心棒の仕事をしていた。護衛対象はマフィアの後継争いをしている妖艶な女性だった。
男性を手玉に取っては良いように操って来た彼女は、ロイにも同様に色目を向ける。が、ロイが衆目の面前で「無理してる処女は好みじゃない」という様な発言をした事で衆目の前で恥を掻かされた図星の本人は大激怒。
それから、雰囲気最悪ながら争いの渦中を渡っていくのだけれど、展開は割と普通の一通ラブストーリーに。
途中、ロイの出身を知る彼女が、自分が後目を継いだ暁にはコネをフル活用して元の貴族籍を都合してやっても良いという様な発言もするが、そもそもそういう生活が嫌いなロイには勿論効果無し。
クライマックス、結構彼女は頑張って気合いを見せるし、ロイも普通に真面目に仕事をするわけだけど、まあそこはそれ、契約だから。
最終、「前言撤回。あんたはイイ女だぜ」と言いつつも、彼は去っていく事に何の未練も疑問も無い人だったのだ。
ヴァイスのSequel-aと対を成す話だった。
『death penalty Cross over』の後書きでは、「世界設定はdeath penaltyではありますが、有り得ない未来です」と語った。
と言うのも。
あの二人は転生の時代まで生きていない。
結論を言うなら、山中で土に還ってる、冒険者がばたばたとヴァルキリーに会う様な時代のずっと前に。
web拍手で、あの二人はリバですかという感じの疑問を受けた時、「リバ度は実はトップシークレットですマジで」と答えて明言を避けたが、マジレスするなら実は0%だった。
と言うのも。
あの二人の未来というのは当初から漠然と定まっていて、『death penalty4 最終話(後編)』でヴァイスが、勝ったら抱くからな、という様な宣言をしたのがその終局への第一歩目だった。
「デスペナは最期の(とある)出来事が起こるまではずっと世界中を追っかけっこする話」
その最期の出来事とは、つまり、ヴァイスが勝つ事。
この話は彼が勝つと全ての関係が崩れて終わる。
幾度目かの対戦、山中の切り結びで遂に勝利したヴァイスは、宣告通りロイを抱こうとする。
ロイは、満足の行く人生だった! と食い荒らされて滅ぼされるに任せようとするのだけれど、乗り上げて服を乱しても、ヴァイスは行為の中で“勝ってしまった”自分に戸惑い続ける。
ヴァイスは最後の最後で、どうとでも自由に出来る筈のロイを自ら受け容れる行動を取る。
どうしようもなく場が壊れる。ヴァイスはロイの上で腰を振りながら“勝ちたく無かった事”を自覚してボロボロになる。ロイも唯々この世との決別に満足してばかりは居られなくなるが、けれど今更相手の涙を収める言葉も持てずに胸ばかり痛くなる。
体が果てた直後、ロイを見下ろし、ヴァイスは自分の感情の全てを認めて笑って、自分の短剣で自分の首を裂いて事切れる。
ロイはその血を浴びて身を起こし、ヴァイスが持つ短剣を握ったままにさせて、上から手を重ねて包み持ち、それで自分の首を切る。その時、馬鹿だな、という顔をしてたのは、ヴァイスが最後までヴァイスだった事への賛辞なんだと思う一応。
多分、二人は好きだったんだと思う。
大体の人は彼等の存在を知らないと思う。裏稼業の中でも一握りの冒険者第一次世代と呼ばれる時代を知る人々の間では、その後に姿を見ない事もあり、未だにその強さが伝説視されていたりもするらしいけれど。
唯、ある日パーティメンバー二人分の気配をほぼ同時に失った彼だけは、何となくもう二度と会えない事を察してしまっているみたいだ。
~ 同じなようで全然ちがう二人 ~
『二人のタブー(キャラクターにとっての禁忌)』
ロイ:自覚
ヴァイス:勝利
そのキャラクターが物語を終わる(完結させる)、時に(為に)、触れてしまう(くれる)事。
別名、キャラクター心理の壁。又の別名、作者の鍵。
これを破る事が物語の終局(ラストシーン)への鍵を務める。
ロイの鍵は「death penalty4最終話」の完結に使用された。
破る目的で定めたタブー。使う用途の爆弾。
『二人のタブー(作品にとっての禁忌)』
ロイ:愛の告白
ヴァイス:快楽堕ち
そのキャラクターが死んでもやらない事。やると“キャラクター”が死んでしまうから。
別名、キャラクターキラー。又の別名、作者のタブー。
これを破るとキャラクター性の核、引いては物語が破壊される。
守る目的で定めたタブー。使えそうで使えない核兵器。
(長く守ったおかげでもう使った所の想像も付かなくなった)
以上、おもちゃ箱(ネタ帳)引っ繰り返した。
すごく楽しかった。
エルとロイはあまり会っていない。ロイが避けるから。
エルとヴァイスは偶に会っている。
少ない年月の間にエルの身長はヴァイスに追いつく。体格はヴァイスより良い筈だ。それでも人なつっこさや笑顔は全く変わらないだろう。
無駄な時間を過ごす性分ではないヴァイスが茶を飲む為に会う訳は無いだろう。顔を合わせると言ったらがっつり狩りだろう。がっつり数日の強行軍だと、安全地帯で休息を摂る時間も幾らか有るだろう。
会話術に関しては赤子に毛が生えたくらいのヴァイスだが、エルが作る流れの中でなら人並みのやりとりが出来るだろう。それはヴァイスにとっては他になく貴重するものだろう。
眠っても大丈夫な場所では、ヴァイスは眠ろうとするだろうが、偶に擦り寄ってこられるだろう。叱ったりもするだろうが、それで、え……だめ? みたいにしゅんとされると逆に気圧されるだろう。始まってしまえば、似ているのに優しいというのは頭のふらつく事だろう。
『death penalty 心奪われろ』の後書きでは、「デスペナは最期の(とある)出来事が起こるまではずっと世界中を追っかけっこする話で、その間、それぞれはそれぞれの冒険生活がある。」と語った。
ヴァイスが『death penalty Sequel-a』の時を過ごしている頃、ロイも実は用心棒の仕事をしていた。護衛対象はマフィアの後継争いをしている妖艶な女性だった。
男性を手玉に取っては良いように操って来た彼女は、ロイにも同様に色目を向ける。が、ロイが衆目の面前で「無理してる処女は好みじゃない」という様な発言をした事で衆目の前で恥を掻かされた図星の本人は大激怒。
それから、雰囲気最悪ながら争いの渦中を渡っていくのだけれど、展開は割と普通の一通ラブストーリーに。
途中、ロイの出身を知る彼女が、自分が後目を継いだ暁にはコネをフル活用して元の貴族籍を都合してやっても良いという様な発言もするが、そもそもそういう生活が嫌いなロイには勿論効果無し。
クライマックス、結構彼女は頑張って気合いを見せるし、ロイも普通に真面目に仕事をするわけだけど、まあそこはそれ、契約だから。
最終、「前言撤回。あんたはイイ女だぜ」と言いつつも、彼は去っていく事に何の未練も疑問も無い人だったのだ。
ヴァイスのSequel-aと対を成す話だった。
『death penalty Cross over』の後書きでは、「世界設定はdeath penaltyではありますが、有り得ない未来です」と語った。
と言うのも。
あの二人は転生の時代まで生きていない。
結論を言うなら、山中で土に還ってる、冒険者がばたばたとヴァルキリーに会う様な時代のずっと前に。
web拍手で、あの二人はリバですかという感じの疑問を受けた時、「リバ度は実はトップシークレットですマジで」と答えて明言を避けたが、マジレスするなら実は0%だった。
と言うのも。
あの二人の未来というのは当初から漠然と定まっていて、『death penalty4 最終話(後編)』でヴァイスが、勝ったら抱くからな、という様な宣言をしたのがその終局への第一歩目だった。
「デスペナは最期の(とある)出来事が起こるまではずっと世界中を追っかけっこする話」
その最期の出来事とは、つまり、ヴァイスが勝つ事。
この話は彼が勝つと全ての関係が崩れて終わる。
幾度目かの対戦、山中の切り結びで遂に勝利したヴァイスは、宣告通りロイを抱こうとする。
ロイは、満足の行く人生だった! と食い荒らされて滅ぼされるに任せようとするのだけれど、乗り上げて服を乱しても、ヴァイスは行為の中で“勝ってしまった”自分に戸惑い続ける。
ヴァイスは最後の最後で、どうとでも自由に出来る筈のロイを自ら受け容れる行動を取る。
どうしようもなく場が壊れる。ヴァイスはロイの上で腰を振りながら“勝ちたく無かった事”を自覚してボロボロになる。ロイも唯々この世との決別に満足してばかりは居られなくなるが、けれど今更相手の涙を収める言葉も持てずに胸ばかり痛くなる。
体が果てた直後、ロイを見下ろし、ヴァイスは自分の感情の全てを認めて笑って、自分の短剣で自分の首を裂いて事切れる。
ロイはその血を浴びて身を起こし、ヴァイスが持つ短剣を握ったままにさせて、上から手を重ねて包み持ち、それで自分の首を切る。その時、馬鹿だな、という顔をしてたのは、ヴァイスが最後までヴァイスだった事への賛辞なんだと思う一応。
多分、二人は好きだったんだと思う。
大体の人は彼等の存在を知らないと思う。裏稼業の中でも一握りの冒険者第一次世代と呼ばれる時代を知る人々の間では、その後に姿を見ない事もあり、未だにその強さが伝説視されていたりもするらしいけれど。
唯、ある日パーティメンバー二人分の気配をほぼ同時に失った彼だけは、何となくもう二度と会えない事を察してしまっているみたいだ。
~ 同じなようで全然ちがう二人 ~
『二人のタブー(キャラクターにとっての禁忌)』
ロイ:自覚
ヴァイス:勝利
そのキャラクターが物語を終わる(完結させる)、時に(為に)、触れてしまう(くれる)事。
別名、キャラクター心理の壁。又の別名、作者の鍵。
これを破る事が物語の終局(ラストシーン)への鍵を務める。
ロイの鍵は「death penalty4最終話」の完結に使用された。
破る目的で定めたタブー。使う用途の爆弾。
『二人のタブー(作品にとっての禁忌)』
ロイ:愛の告白
ヴァイス:快楽堕ち
そのキャラクターが死んでもやらない事。やると“キャラクター”が死んでしまうから。
別名、キャラクターキラー。又の別名、作者のタブー。
これを破るとキャラクター性の核、引いては物語が破壊される。
守る目的で定めたタブー。使えそうで使えない核兵器。
(長く守ったおかげでもう使った所の想像も付かなくなった)
以上、おもちゃ箱(ネタ帳)引っ繰り返した。
すごく楽しかった。
今日、映画見た。
私、画とか技術とか演技の事よくわかんない。
その辺は唯々「感動! スッゲー!(こなみ」しか言えない。
シナリオしか胸の計りに掛けられる素養がない。
シナリオ良かった。濃密で緻密なのがぎょんぎょん来て凄かった。
見る前は、有名テレビシリーズの劇場版って、
それぞれのキャラのファンが居るから見せ場を作るの大変だろうなー
と思っていた。が見てみたら。
全登場人物を、主要キャラとは言えども平等に扱っては居ない、
その辺は切り捨てる所は切り捨ててある。
というかボリュームかなり小にしてある。
そうか、勉強になった。それもひとつの手として良いんだな。
流れは急速、でも無理の無いように上手く展開してあると思った。
そう纏める為の大きな因子は、実質一夜の大事件だった事だろうか。
全ての流れを“その日に何が起こるか”という一点に向けて集約していける。
その日までに何を済ませておくか、という日常のスケジュールワークみたいに。
そして、誰を盛り上げる為に誰を動かして語らせるか、というのもスケジュール。
こんなに人数多いのに、よく花の持たせ回りが行き届いてたし、
これ考えるの重労働だったろうなあ脳が。
もしも私がこれを考えたのならば、
その手順はどうでなければならなかったろうか。
先ず、スケジュール(ストーリー)を組む前に、
全編が終わるまでに必ずやっておく必要が有る要素(ストーリー構成外の要素)、
というのを全部書き出そうかな。
重要度ランクを二つか三つに分けて。
重要度高は、必ず入れなければ成らない要素。
重要度中は、涙を飲めば切り捨てられる要素。
重要度低は、あれば面白い要素。
くらいでいいだろうか。
これらの要素は、ストーリー作成以前にはまず各キャラが単独で持つ。
(性格紹介やキメ台詞等が外せない為、重要度高が各自に必ずある)
次にキャラ複合で幾つか持つ。
(この時点では恐らく重要度中以下が多い、主役を除いて)
ここまでやってから初めて、これらの要素を全部クリアするストーリー、
つまりシナリオ開発を始めるとしてみよう。
このミッションをこなす為には幾つかの発明が要る。
先程に、実質一夜の大事件、と言ったのは大きな発明の一つなのだろうが、
小道具も沢山要る。何故ならこういうミッションは、
辻褄やリアリティという中ボスが沢山居るからして。
そして此処まで来ると、キャラ複合で幾つか持つ要素に、
ストーリー構成要素も候補に挙がっている筈。
それを要素毎に分けて認識しておく事によって、
複雑な展開切り貼りやそれに伴う変更の連鎖に対応しやすくなる、はず。
尚、この度の作は、表現の面でも納得が行った。
アクションは派手だが、心理描写は非常にポイント攻めできた。
まるで水面に一滴だけ水を落とすかのような因子のみの描写で、
想像力に任せてくれる所が多い。
「いやん、おっとなー」うん、彼等そもそも大人だよな。
大団円の大瞬間に、敢えて笑ってる顔とかそういう系統の物を
映してないのも良かった。
そういう言葉は全部ツンなのに行動だけでデレるノリ、職人の狙撃技を感じる。
「いやん、やったなー」という感じ。
それはまあツッコミ所もある。特に物理法則なんかはぶっちぎり無視レベル。
まあ派手に決めようと思ったら、リアリティなんか追求する方が害があるワケで。
こっちとしては一番キメて欲しい心情景の方にリアリティ持ってきてくれて感謝。
と、ここまでステーキ細切れにして食ってるような事を書くと、
お前は本当に楽しんで来たのかと思われそうだが。
言っとくが私のハートはこれっぽっちも冷たくない。
気合いはある。外出中に化粧直しなど滅多にしない私が、
飲み会あってもしない私が、後は映画見て帰るだけなのに
自然と化粧直ししてる自分にハッと気付いてる程だ。
ああ、これが正座して見る、みたいな気持ちなのか。と。
おまけに上映五分前から体中の皮膚が敏感になり、
いつもなら問題無く付けていられる敏感肌用の化粧品ですら痒みを覚える始末。
はっきり言って生存本能全開モードである。
別機能なんだよそれは。(別記:なわけあるか!参照)
まあ文章の量をみても気持ち悪いくらい一目瞭然ではあるが、
今日は予想通り他の事が手に付かないだろう、
と思いながら他の事をする羽目にはなる、予定があるので。
でもまあ、今はお腹いっぱいで消化中の身なので、
少なくとも自分の物語を書くのだけは不可能だろうなあ予定通り。
私、画とか技術とか演技の事よくわかんない。
その辺は唯々「感動! スッゲー!(こなみ」しか言えない。
シナリオしか胸の計りに掛けられる素養がない。
シナリオ良かった。濃密で緻密なのがぎょんぎょん来て凄かった。
見る前は、有名テレビシリーズの劇場版って、
それぞれのキャラのファンが居るから見せ場を作るの大変だろうなー
と思っていた。が見てみたら。
全登場人物を、主要キャラとは言えども平等に扱っては居ない、
その辺は切り捨てる所は切り捨ててある。
というかボリュームかなり小にしてある。
そうか、勉強になった。それもひとつの手として良いんだな。
流れは急速、でも無理の無いように上手く展開してあると思った。
そう纏める為の大きな因子は、実質一夜の大事件だった事だろうか。
全ての流れを“その日に何が起こるか”という一点に向けて集約していける。
その日までに何を済ませておくか、という日常のスケジュールワークみたいに。
そして、誰を盛り上げる為に誰を動かして語らせるか、というのもスケジュール。
こんなに人数多いのに、よく花の持たせ回りが行き届いてたし、
これ考えるの重労働だったろうなあ脳が。
もしも私がこれを考えたのならば、
その手順はどうでなければならなかったろうか。
先ず、スケジュール(ストーリー)を組む前に、
全編が終わるまでに必ずやっておく必要が有る要素(ストーリー構成外の要素)、
というのを全部書き出そうかな。
重要度ランクを二つか三つに分けて。
重要度高は、必ず入れなければ成らない要素。
重要度中は、涙を飲めば切り捨てられる要素。
重要度低は、あれば面白い要素。
くらいでいいだろうか。
これらの要素は、ストーリー作成以前にはまず各キャラが単独で持つ。
(性格紹介やキメ台詞等が外せない為、重要度高が各自に必ずある)
次にキャラ複合で幾つか持つ。
(この時点では恐らく重要度中以下が多い、主役を除いて)
ここまでやってから初めて、これらの要素を全部クリアするストーリー、
つまりシナリオ開発を始めるとしてみよう。
このミッションをこなす為には幾つかの発明が要る。
先程に、実質一夜の大事件、と言ったのは大きな発明の一つなのだろうが、
小道具も沢山要る。何故ならこういうミッションは、
辻褄やリアリティという中ボスが沢山居るからして。
そして此処まで来ると、キャラ複合で幾つか持つ要素に、
ストーリー構成要素も候補に挙がっている筈。
それを要素毎に分けて認識しておく事によって、
複雑な展開切り貼りやそれに伴う変更の連鎖に対応しやすくなる、はず。
尚、この度の作は、表現の面でも納得が行った。
アクションは派手だが、心理描写は非常にポイント攻めできた。
まるで水面に一滴だけ水を落とすかのような因子のみの描写で、
想像力に任せてくれる所が多い。
「いやん、おっとなー」うん、彼等そもそも大人だよな。
大団円の大瞬間に、敢えて笑ってる顔とかそういう系統の物を
映してないのも良かった。
そういう言葉は全部ツンなのに行動だけでデレるノリ、職人の狙撃技を感じる。
「いやん、やったなー」という感じ。
それはまあツッコミ所もある。特に物理法則なんかはぶっちぎり無視レベル。
まあ派手に決めようと思ったら、リアリティなんか追求する方が害があるワケで。
こっちとしては一番キメて欲しい心情景の方にリアリティ持ってきてくれて感謝。
と、ここまでステーキ細切れにして食ってるような事を書くと、
お前は本当に楽しんで来たのかと思われそうだが。
言っとくが私のハートはこれっぽっちも冷たくない。
気合いはある。外出中に化粧直しなど滅多にしない私が、
飲み会あってもしない私が、後は映画見て帰るだけなのに
自然と化粧直ししてる自分にハッと気付いてる程だ。
ああ、これが正座して見る、みたいな気持ちなのか。と。
おまけに上映五分前から体中の皮膚が敏感になり、
いつもなら問題無く付けていられる敏感肌用の化粧品ですら痒みを覚える始末。
はっきり言って生存本能全開モードである。
別機能なんだよそれは。(別記:なわけあるか!参照)
まあ文章の量をみても気持ち悪いくらい一目瞭然ではあるが、
今日は予想通り他の事が手に付かないだろう、
と思いながら他の事をする羽目にはなる、予定があるので。
でもまあ、今はお腹いっぱいで消化中の身なので、
少なくとも自分の物語を書くのだけは不可能だろうなあ予定通り。
二次創作同人誌を見るとき、原作との差違を検出するのが好きだ。
その差違に、その人の心の望む方向性、埋まりきらなかった想いなどが、
色々な方向で存在するのが分かるから。
原作の表現に比べて、原作の表現に追加して、
一体何がどうなっているのか? 例えば?
キャラクターの性格がより素直なのか、
涙もろくなっているのか、
皆から溺愛されているのか、
故人が幽霊になって話すのか、
誕生日パーティーがよく開かれているのか、
性別が逆転しているのか、
記憶が無くなっているのか、
順当な流れの未来が描かれているのか、
恐らくあったであろう過去が描かれているのか、
人々の支持を受けているのか、
格好悪い一面を見せているのか。
書き手の、というか、人間の心の動きが生で見られる気がする。
生で……そうだな、そういえば
綺麗な形に落とし込む技術を持った職人の作や、
複数の人が関わったりした作品にはその動きはもう見えないかも知れない。
それは魂としては調理済みの逸品として三つ星であってくれれば有り難い。
そういえば、技術が未熟であればあるほど生度が高い気もする。
で。
もしも自分の書いたものがそんな風な目で値踏みされていたらどう思う?
と聞かれたら勿論イヤだ。そうされてると知ったら多分かなり堪える。
しかし同時に自分は、
そういう物の見方をする人間が決して冷たいロボット人間なのではなく、
熱くなりすぎなほどヒートしたりもしているのだという事を、
理屈ではちゃんと知っていはするので、己でもって。
そしてその視線が律儀なまでに平行である事も。
あ、上の相手にも平行なのは申し訳ないけど。
その差違に、その人の心の望む方向性、埋まりきらなかった想いなどが、
色々な方向で存在するのが分かるから。
原作の表現に比べて、原作の表現に追加して、
一体何がどうなっているのか? 例えば?
キャラクターの性格がより素直なのか、
涙もろくなっているのか、
皆から溺愛されているのか、
故人が幽霊になって話すのか、
誕生日パーティーがよく開かれているのか、
性別が逆転しているのか、
記憶が無くなっているのか、
順当な流れの未来が描かれているのか、
恐らくあったであろう過去が描かれているのか、
人々の支持を受けているのか、
格好悪い一面を見せているのか。
書き手の、というか、人間の心の動きが生で見られる気がする。
生で……そうだな、そういえば
綺麗な形に落とし込む技術を持った職人の作や、
複数の人が関わったりした作品にはその動きはもう見えないかも知れない。
それは魂としては調理済みの逸品として三つ星であってくれれば有り難い。
そういえば、技術が未熟であればあるほど生度が高い気もする。
で。
もしも自分の書いたものがそんな風な目で値踏みされていたらどう思う?
と聞かれたら勿論イヤだ。そうされてると知ったら多分かなり堪える。
しかし同時に自分は、
そういう物の見方をする人間が決して冷たいロボット人間なのではなく、
熱くなりすぎなほどヒートしたりもしているのだという事を、
理屈ではちゃんと知っていはするので、己でもって。
そしてその視線が律儀なまでに平行である事も。
あ、上の相手にも平行なのは申し訳ないけど。
ねえ、値踏みとか分析ってそんなに悪?
ねえ、例えば大好きな人からプロポーズを受けた時にも、
最少でも二人以上の自分は働くもんじゃない?
感情に打ち震える自分と、
現実問題として結婚可能か判断している自分。
後者が居た時、愛は薄いの?
ねえ、例えば大好きな人からプロポーズを受けた時にも、
最少でも二人以上の自分は働くもんじゃない?
感情に打ち震える自分と、
現実問題として結婚可能か判断している自分。
後者が居た時、愛は薄いの?
他人の物に付ける値段と、
自分の物に付ける値段。
全く同じ品だとしても金額が異なるそうだ。
人は心理として、自分の物の方が価値が高く感じるとか。
一度手に入れた物は手放しがたい。
それでも削ぎ落とす。
断捨離なんて言葉も最近には流行ったようだが、
全部を未来まで抱えて歩くのは無駄が多い。
手放すのは寂しい。本当に寂しい。
それは自分だけの感傷であって、誰もそんなこと気にしちゃいない。
そもそも寂しさを共有なんて出来る訳がないのだ。
自分の物に付ける値段。
全く同じ品だとしても金額が異なるそうだ。
人は心理として、自分の物の方が価値が高く感じるとか。
一度手に入れた物は手放しがたい。
それでも削ぎ落とす。
断捨離なんて言葉も最近には流行ったようだが、
全部を未来まで抱えて歩くのは無駄が多い。
手放すのは寂しい。本当に寂しい。
それは自分だけの感傷であって、誰もそんなこと気にしちゃいない。
そもそも寂しさを共有なんて出来る訳がないのだ。