ココは元S-Silence管理人の日記とかエッセイモドキとかが徒然とごにょごにょしている空間です
いやばたばたのたのたしとりました。
もう記録として有り体に書き綴ってみると、
新職場へ初出勤する一週間前から引き始めた風邪が
二週間ほど経って漸く収束しつつある今日に年齢が一つ上がり、
メーラーにはいま怒濤のクーポンメールが飛び込んできております。
ちなみに我が家では高年齢でもお誕生ケーキとバースデイソング式の
セレモニーがあるのですが、そろそろ蝋燭で火災旋風が起きそうです。
実際には一の桁だけ並べたりしとりますね。
もう記録として有り体に書き綴ってみると、
新職場へ初出勤する一週間前から引き始めた風邪が
二週間ほど経って漸く収束しつつある今日に年齢が一つ上がり、
メーラーにはいま怒濤のクーポンメールが飛び込んできております。
ちなみに我が家では高年齢でもお誕生ケーキとバースデイソング式の
セレモニーがあるのですが、そろそろ蝋燭で火災旋風が起きそうです。
実際には一の桁だけ並べたりしとりますね。
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人生でそう何度もないくらい風邪を引きたくない日ってあると思うんだが、いま正にそういう日を狙うかのように風邪を引き始めている。ヤバイ、心拍数も上がってきた。
この数日間はゆっくり、しかしばりばりと、準備をするつもりだったのに。
いや、待て。「こういう展開でこそオレは燃える奴だったはずだ」
奴の台詞は自分の実生活によく効く。
【スラムダンクに学ぶ】ビジネスにおいて活かせる名言10選。
http://matome.naver.jp/odai/2138545662485736901
人生でそう何度もないくらい風邪を引きたくない日ってあると思うんだが、いま正にそういう日を狙うかのように風邪を引き始めている。ヤバイ、心拍数も上がってきた。
この数日間はゆっくり、しかしばりばりと、準備をするつもりだったのに。
いや、待て。「こういう展開でこそオレは燃える奴だったはずだ」
奴の台詞は自分の実生活によく効く。
【スラムダンクに学ぶ】ビジネスにおいて活かせる名言10選。
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今日は打って変わって、大勢が集まる場所で桜を見てきた。連れも居る。
こうなると写真を撮ってもいいんだけど、面倒なのと盛りを過ぎてたのとで今回パス。右も左も結婚式だらけ。仏滅も桜には勝てないらしいな。
今日は打って変わって、大勢が集まる場所で桜を見てきた。連れも居る。
こうなると写真を撮ってもいいんだけど、面倒なのと盛りを過ぎてたのとで今回パス。右も左も結婚式だらけ。仏滅も桜には勝てないらしいな。
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どうしてワシはもう少しシンプルに言えないものか。
要は、今までツイッターで書いてた事をブログで書こうキャンペーンじゃないの。
どうしてワシはもう少しシンプルに言えないものか。
要は、今までツイッターで書いてた事をブログで書こうキャンペーンじゃないの。
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そもそも、物語の主人公のようなシリアスで劇的な半生なんて送っちゃいない、それに比べりゃ何の不自由も無く育った筈の自分が書く文章が、なんだって悲しい情感があるなどと表されたりするんだかな。
悲しいからだよ、と大手を振って言えたら話は早いんだが、このぬるま湯のような個人情報を見て、ああそれは悲しみのある人生だろう、と言う人は居るまい。
でもやっぱり悲しくなくて悲しい文章が書けるとは思わないので、つまりこれは悲しい道を歩かなくても悲しくなっているというのだろうか。それがもしも実体が無くても過剰に催してしまう悲しみ病というようなものだとしたら、本物の悲しい出来事がやってきた時には針が振り切れておかしく成ってしまうだろうか。
いや、何となくだが、やってきたそれはいつも通りに悲しい事と同列あるような気がする。つまりとても悲しい事だ。
何が言いたかったんだっけ。
そうだった、私には割と頻繁に悲しさがある。残念な事にそれがある種の原動力になってしまっている。
当初それを噴射する手段として何らかの物語を書く行動をとっていたのだが、ブログができ、ツイッターができ、徐々にガス抜きが簡単になってしまった。
少しくらいは圧力を高め直そうと思っている。
そもそも、物語の主人公のようなシリアスで劇的な半生なんて送っちゃいない、それに比べりゃ何の不自由も無く育った筈の自分が書く文章が、なんだって悲しい情感があるなどと表されたりするんだかな。
悲しいからだよ、と大手を振って言えたら話は早いんだが、このぬるま湯のような個人情報を見て、ああそれは悲しみのある人生だろう、と言う人は居るまい。
でもやっぱり悲しくなくて悲しい文章が書けるとは思わないので、つまりこれは悲しい道を歩かなくても悲しくなっているというのだろうか。それがもしも実体が無くても過剰に催してしまう悲しみ病というようなものだとしたら、本物の悲しい出来事がやってきた時には針が振り切れておかしく成ってしまうだろうか。
いや、何となくだが、やってきたそれはいつも通りに悲しい事と同列あるような気がする。つまりとても悲しい事だ。
何が言いたかったんだっけ。
そうだった、私には割と頻繁に悲しさがある。残念な事にそれがある種の原動力になってしまっている。
当初それを噴射する手段として何らかの物語を書く行動をとっていたのだが、ブログができ、ツイッターができ、徐々にガス抜きが簡単になってしまった。
少しくらいは圧力を高め直そうと思っている。
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今って2014年だよね。
思えば二次創作世界から引退するって決めたのは2008年だったんだよね。
特攻Aに出よう、と。そう決心したのは引退を見据えての事だったんだよね。
そこでデスペナの続編を出して、一度だけ対面で皆さまにご挨拶したら、それにてやりきったとしてサイトを閉じる筈、だったんだよね。
けど急にコスプレしたくなって、ざっと250時間くらい服に費やしたと思うよ。
そうするとデスペナとか書けるワケ無いし、サイト内連載の完結なんて出来る筈も無い。
それが予定狂いの最初のワンステップだった。
その後のイベントでデスペナの続編は出せたが、何でそれまでに続き物を完結させとく事が出来なかったんだかね。また引退できなかったよね。
今やっと全ての要素をクリアするってのはなかなか遅いね。
そういう心拍数の少ないサイトだったけど十年以上やってたからね。一応人生の大きな部分とは言えそうだよね。僕にとっては実り多かったしね。やっぱ本気だったからね。
今って2014年だよね。
思えば二次創作世界から引退するって決めたのは2008年だったんだよね。
特攻Aに出よう、と。そう決心したのは引退を見据えての事だったんだよね。
そこでデスペナの続編を出して、一度だけ対面で皆さまにご挨拶したら、それにてやりきったとしてサイトを閉じる筈、だったんだよね。
けど急にコスプレしたくなって、ざっと250時間くらい服に費やしたと思うよ。
そうするとデスペナとか書けるワケ無いし、サイト内連載の完結なんて出来る筈も無い。
それが予定狂いの最初のワンステップだった。
その後のイベントでデスペナの続編は出せたが、何でそれまでに続き物を完結させとく事が出来なかったんだかね。また引退できなかったよね。
今やっと全ての要素をクリアするってのはなかなか遅いね。
そういう心拍数の少ないサイトだったけど十年以上やってたからね。一応人生の大きな部分とは言えそうだよね。僕にとっては実り多かったしね。やっぱ本気だったからね。
出来る事なら少しちゃんとブログを書こうと思う。
この場は私にとって、多少は作文の場であるので。
少なくとも眠いと一言だけ書く羽目にはなるまい。
鳩尾の奥から書くような感覚を思い出せるだろうか。
この場は私にとって、多少は作文の場であるので。
少なくとも眠いと一言だけ書く羽目にはなるまい。
鳩尾の奥から書くような感覚を思い出せるだろうか。
花見も好きだが花見以外の花の見方をしたりもする。
ふとした小道にも見事な木があるのがこの町だ。
木の大きさより花の密度が重要だ。
ひとりで見上げ、他に誰も居らず、写真も撮らない。
誰とも共有しないあの桜は僕だけの物だ。
それを寂しいと思う事を正道と感じる自分には寒い風もお似合いだ。
ふとした小道にも見事な木があるのがこの町だ。
木の大きさより花の密度が重要だ。
ひとりで見上げ、他に誰も居らず、写真も撮らない。
誰とも共有しないあの桜は僕だけの物だ。
それを寂しいと思う事を正道と感じる自分には寒い風もお似合いだ。
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ホットミルクをノンシュガーで楽しむ時もある。蜂蜜を溶かす事もある。
今日は上白糖だ。甘ったるい時間が欲しい時にはそうする。
幸せな物語の本を一日中読みふけったからかも知れないし、唯その疲れが糖を欲しただけかも知れない。その辺りは理屈に觝触しない。
不思議なのはそうして舌を慰め、腹が温まって尚、胸はやはり絞れて苦しいと言う事だ。
推測するに私にとっての幸せとは連続する甘さの名前ではないらしい。
ホットミルクをノンシュガーで楽しむ時もある。蜂蜜を溶かす事もある。
今日は上白糖だ。甘ったるい時間が欲しい時にはそうする。
幸せな物語の本を一日中読みふけったからかも知れないし、唯その疲れが糖を欲しただけかも知れない。その辺りは理屈に觝触しない。
不思議なのはそうして舌を慰め、腹が温まって尚、胸はやはり絞れて苦しいと言う事だ。
推測するに私にとっての幸せとは連続する甘さの名前ではないらしい。
最後なので、脳内おもちゃ箱を引っ繰り返しておこう。
エルとロイはあまり会っていない。ロイが避けるから。
エルとヴァイスは偶に会っている。
少ない年月の間にエルの身長はヴァイスに追いつく。体格はヴァイスより良い筈だ。それでも人なつっこさや笑顔は全く変わらないだろう。
無駄な時間を過ごす性分ではないヴァイスが茶を飲む為に会う訳は無いだろう。顔を合わせると言ったらがっつり狩りだろう。がっつり数日の強行軍だと、安全地帯で休息を摂る時間も幾らか有るだろう。
会話術に関しては赤子に毛が生えたくらいのヴァイスだが、エルが作る流れの中でなら人並みのやりとりが出来るだろう。それはヴァイスにとっては他になく貴重するものだろう。
眠っても大丈夫な場所では、ヴァイスは眠ろうとするだろうが、偶に擦り寄ってこられるだろう。叱ったりもするだろうが、それで、え……だめ? みたいにしゅんとされると逆に気圧されるだろう。始まってしまえば、似ているのに優しいというのは頭のふらつく事だろう。
『death penalty 心奪われろ』の後書きでは、「デスペナは最期の(とある)出来事が起こるまではずっと世界中を追っかけっこする話で、その間、それぞれはそれぞれの冒険生活がある。」と語った。
ヴァイスが『death penalty Sequel-a』の時を過ごしている頃、ロイも実は用心棒の仕事をしていた。護衛対象はマフィアの後継争いをしている妖艶な女性だった。
男性を手玉に取っては良いように操って来た彼女は、ロイにも同様に色目を向ける。が、ロイが衆目の面前で「無理してる処女は好みじゃない」という様な発言をした事で衆目の前で恥を掻かされた図星の本人は大激怒。
それから、雰囲気最悪ながら争いの渦中を渡っていくのだけれど、展開は割と普通の一通ラブストーリーに。
途中、ロイの出身を知る彼女が、自分が後目を継いだ暁にはコネをフル活用して元の貴族籍を都合してやっても良いという様な発言もするが、そもそもそういう生活が嫌いなロイには勿論効果無し。
クライマックス、結構彼女は頑張って気合いを見せるし、ロイも普通に真面目に仕事をするわけだけど、まあそこはそれ、契約だから。
最終、「前言撤回。あんたはイイ女だぜ」と言いつつも、彼は去っていく事に何の未練も疑問も無い人だったのだ。
ヴァイスのSequel-aと対を成す話だった。
『death penalty Cross over』の後書きでは、「世界設定はdeath penaltyではありますが、有り得ない未来です」と語った。
と言うのも。
あの二人は転生の時代まで生きていない。
結論を言うなら、山中で土に還ってる、冒険者がばたばたとヴァルキリーに会う様な時代のずっと前に。
web拍手で、あの二人はリバですかという感じの疑問を受けた時、「リバ度は実はトップシークレットですマジで」と答えて明言を避けたが、マジレスするなら実は0%だった。
と言うのも。
あの二人の未来というのは当初から漠然と定まっていて、『death penalty4 最終話(後編)』でヴァイスが、勝ったら抱くからな、という様な宣言をしたのがその終局への第一歩目だった。
「デスペナは最期の(とある)出来事が起こるまではずっと世界中を追っかけっこする話」
その最期の出来事とは、つまり、ヴァイスが勝つ事。
この話は彼が勝つと全ての関係が崩れて終わる。
幾度目かの対戦、山中の切り結びで遂に勝利したヴァイスは、宣告通りロイを抱こうとする。
ロイは、満足の行く人生だった! と食い荒らされて滅ぼされるに任せようとするのだけれど、乗り上げて服を乱しても、ヴァイスは行為の中で“勝ってしまった”自分に戸惑い続ける。
ヴァイスは最後の最後で、どうとでも自由に出来る筈のロイを自ら受け容れる行動を取る。
どうしようもなく場が壊れる。ヴァイスはロイの上で腰を振りながら“勝ちたく無かった事”を自覚してボロボロになる。ロイも唯々この世との決別に満足してばかりは居られなくなるが、けれど今更相手の涙を収める言葉も持てずに胸ばかり痛くなる。
体が果てた直後、ロイを見下ろし、ヴァイスは自分の感情の全てを認めて笑って、自分の短剣で自分の首を裂いて事切れる。
ロイはその血を浴びて身を起こし、ヴァイスが持つ短剣を握ったままにさせて、上から手を重ねて包み持ち、それで自分の首を切る。その時、馬鹿だな、という顔をしてたのは、ヴァイスが最後までヴァイスだった事への賛辞なんだと思う一応。
多分、二人は好きだったんだと思う。
大体の人は彼等の存在を知らないと思う。裏稼業の中でも一握りの冒険者第一次世代と呼ばれる時代を知る人々の間では、その後に姿を見ない事もあり、未だにその強さが伝説視されていたりもするらしいけれど。
唯、ある日パーティメンバー二人分の気配をほぼ同時に失った彼だけは、何となくもう二度と会えない事を察してしまっているみたいだ。
~ 同じなようで全然ちがう二人 ~
『二人のタブー(キャラクターにとっての禁忌)』
ロイ:自覚
ヴァイス:勝利
そのキャラクターが物語を終わる(完結させる)、時に(為に)、触れてしまう(くれる)事。
別名、キャラクター心理の壁。又の別名、作者の鍵。
これを破る事が物語の終局(ラストシーン)への鍵を務める。
ロイの鍵は「death penalty4最終話」の完結に使用された。
破る目的で定めたタブー。使う用途の爆弾。
『二人のタブー(作品にとっての禁忌)』
ロイ:愛の告白
ヴァイス:快楽堕ち
そのキャラクターが死んでもやらない事。やると“キャラクター”が死んでしまうから。
別名、キャラクターキラー。又の別名、作者のタブー。
これを破るとキャラクター性の核、引いては物語が破壊される。
守る目的で定めたタブー。使えそうで使えない核兵器。
(長く守ったおかげでもう使った所の想像も付かなくなった)
以上、おもちゃ箱(ネタ帳)引っ繰り返した。
すごく楽しかった。
エルとロイはあまり会っていない。ロイが避けるから。
エルとヴァイスは偶に会っている。
少ない年月の間にエルの身長はヴァイスに追いつく。体格はヴァイスより良い筈だ。それでも人なつっこさや笑顔は全く変わらないだろう。
無駄な時間を過ごす性分ではないヴァイスが茶を飲む為に会う訳は無いだろう。顔を合わせると言ったらがっつり狩りだろう。がっつり数日の強行軍だと、安全地帯で休息を摂る時間も幾らか有るだろう。
会話術に関しては赤子に毛が生えたくらいのヴァイスだが、エルが作る流れの中でなら人並みのやりとりが出来るだろう。それはヴァイスにとっては他になく貴重するものだろう。
眠っても大丈夫な場所では、ヴァイスは眠ろうとするだろうが、偶に擦り寄ってこられるだろう。叱ったりもするだろうが、それで、え……だめ? みたいにしゅんとされると逆に気圧されるだろう。始まってしまえば、似ているのに優しいというのは頭のふらつく事だろう。
『death penalty 心奪われろ』の後書きでは、「デスペナは最期の(とある)出来事が起こるまではずっと世界中を追っかけっこする話で、その間、それぞれはそれぞれの冒険生活がある。」と語った。
ヴァイスが『death penalty Sequel-a』の時を過ごしている頃、ロイも実は用心棒の仕事をしていた。護衛対象はマフィアの後継争いをしている妖艶な女性だった。
男性を手玉に取っては良いように操って来た彼女は、ロイにも同様に色目を向ける。が、ロイが衆目の面前で「無理してる処女は好みじゃない」という様な発言をした事で衆目の前で恥を掻かされた図星の本人は大激怒。
それから、雰囲気最悪ながら争いの渦中を渡っていくのだけれど、展開は割と普通の一通ラブストーリーに。
途中、ロイの出身を知る彼女が、自分が後目を継いだ暁にはコネをフル活用して元の貴族籍を都合してやっても良いという様な発言もするが、そもそもそういう生活が嫌いなロイには勿論効果無し。
クライマックス、結構彼女は頑張って気合いを見せるし、ロイも普通に真面目に仕事をするわけだけど、まあそこはそれ、契約だから。
最終、「前言撤回。あんたはイイ女だぜ」と言いつつも、彼は去っていく事に何の未練も疑問も無い人だったのだ。
ヴァイスのSequel-aと対を成す話だった。
『death penalty Cross over』の後書きでは、「世界設定はdeath penaltyではありますが、有り得ない未来です」と語った。
と言うのも。
あの二人は転生の時代まで生きていない。
結論を言うなら、山中で土に還ってる、冒険者がばたばたとヴァルキリーに会う様な時代のずっと前に。
web拍手で、あの二人はリバですかという感じの疑問を受けた時、「リバ度は実はトップシークレットですマジで」と答えて明言を避けたが、マジレスするなら実は0%だった。
と言うのも。
あの二人の未来というのは当初から漠然と定まっていて、『death penalty4 最終話(後編)』でヴァイスが、勝ったら抱くからな、という様な宣言をしたのがその終局への第一歩目だった。
「デスペナは最期の(とある)出来事が起こるまではずっと世界中を追っかけっこする話」
その最期の出来事とは、つまり、ヴァイスが勝つ事。
この話は彼が勝つと全ての関係が崩れて終わる。
幾度目かの対戦、山中の切り結びで遂に勝利したヴァイスは、宣告通りロイを抱こうとする。
ロイは、満足の行く人生だった! と食い荒らされて滅ぼされるに任せようとするのだけれど、乗り上げて服を乱しても、ヴァイスは行為の中で“勝ってしまった”自分に戸惑い続ける。
ヴァイスは最後の最後で、どうとでも自由に出来る筈のロイを自ら受け容れる行動を取る。
どうしようもなく場が壊れる。ヴァイスはロイの上で腰を振りながら“勝ちたく無かった事”を自覚してボロボロになる。ロイも唯々この世との決別に満足してばかりは居られなくなるが、けれど今更相手の涙を収める言葉も持てずに胸ばかり痛くなる。
体が果てた直後、ロイを見下ろし、ヴァイスは自分の感情の全てを認めて笑って、自分の短剣で自分の首を裂いて事切れる。
ロイはその血を浴びて身を起こし、ヴァイスが持つ短剣を握ったままにさせて、上から手を重ねて包み持ち、それで自分の首を切る。その時、馬鹿だな、という顔をしてたのは、ヴァイスが最後までヴァイスだった事への賛辞なんだと思う一応。
多分、二人は好きだったんだと思う。
大体の人は彼等の存在を知らないと思う。裏稼業の中でも一握りの冒険者第一次世代と呼ばれる時代を知る人々の間では、その後に姿を見ない事もあり、未だにその強さが伝説視されていたりもするらしいけれど。
唯、ある日パーティメンバー二人分の気配をほぼ同時に失った彼だけは、何となくもう二度と会えない事を察してしまっているみたいだ。
~ 同じなようで全然ちがう二人 ~
『二人のタブー(キャラクターにとっての禁忌)』
ロイ:自覚
ヴァイス:勝利
そのキャラクターが物語を終わる(完結させる)、時に(為に)、触れてしまう(くれる)事。
別名、キャラクター心理の壁。又の別名、作者の鍵。
これを破る事が物語の終局(ラストシーン)への鍵を務める。
ロイの鍵は「death penalty4最終話」の完結に使用された。
破る目的で定めたタブー。使う用途の爆弾。
『二人のタブー(作品にとっての禁忌)』
ロイ:愛の告白
ヴァイス:快楽堕ち
そのキャラクターが死んでもやらない事。やると“キャラクター”が死んでしまうから。
別名、キャラクターキラー。又の別名、作者のタブー。
これを破るとキャラクター性の核、引いては物語が破壊される。
守る目的で定めたタブー。使えそうで使えない核兵器。
(長く守ったおかげでもう使った所の想像も付かなくなった)
以上、おもちゃ箱(ネタ帳)引っ繰り返した。
すごく楽しかった。