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ココは元S-Silence管理人の日記とかエッセイモドキとかが徒然とごにょごにょしている空間です
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あー帰りたい
鍛練すれば昨日の自分を越えることは出来るだろう。だが鍛練しても多くの人間には世界記録を出すことは出来ない。世界選手権にもでられない。分かってるだから昨日の自分としか戦わないようにしているだけだ。なぜ歌詞を覚えてからが本当の勝負だと気付かなかったのか。気付けなかったのだとすれば、昨日の自分だけは越えた。
内容柄あまり人に話したこともないが。創作意欲とやらが一番湧くのは、感激するほどのものに出会った時ではなく、退屈している時でもなく、いい線行ってるのに詰めが甘くて残念なストーリーを見た時だったりする。
その残念さの具体例を挙げるなら、例えば、「両想いになってからラストまで急に普通の話になったな」とか「その世界観ならもっと戦闘シーン入れて○○△したらいいのに」とか「着想はいいのに表現力が全体的にロー」とかである。
 要は、もっとこうだったらいいのに、と思った時にそこを補完するシーンなり台詞なり文章が頭に出来てくる訳だ。そして僕は僕が考えた最強の欲求補完作自分用をネットに上げる羽目になっていた訳である。(これは前もどっかでゆったけどデスペナがその最たる物だった。当時は世の中のアサシンがすぐ折れてたから……)
 因みに、恐らくの話をするが、自分の満足する物を作っても他人の口に合うかは別だろう。飽くまで自分の脳で味見した食べ物だ。
 満足させてくれなかったから自分で書く。これは取り分け同趣味者に対して失礼というかBAD性癖な感じがするので、口にする事はないが、もしかして皆そう思って控えて居るだけで割と一般的な思考なのだろうか。それとももしや、密かにマジョリティだったりするのだろうか。
月並みな悩みを申し上げると、自分の仕事のスピードが遅過ぎる。自分が最初から一連の作業環境をカスタマイズしている場合ですら、新たな迷いが差し挟み時間をロスする質だというのに、他人のデータを引き継いでの編集とかマジで分け分からんというか、次から何も考えんでええように流し込み用の定型文を作りたくなる有様だけどそういうの余計に時間かかるから途中でお待たせしてるのきづつなくなっちゃってまた方針転換したりするからもうドツボ。大穴の展開は電車の中で仕事する作戦だったりするけど、先々週から65日間は中学生ばりに夏休みのドリル的なのを休みでもないのにやっててちょっと手が空いてない上にランチの時間と歩いてる途中も一応は作業予定を詰めちゃってるので、実は歩きながらこれ書いてるのも完璧サボりっぽいムードなので、もうグチはやめてこれではない建設的なサムスィングに着手しよう。あと酒の事を考えよう。おい建設はどうした。
スポーツカラオケ
一曲辺りの段階分け自分メモ

●適当に歌って聞いて下手さに唸っておく。
 色んなKeyを試してみておく。各Keyの音色を検討。

●原曲を聞いて分からなかった部分のチェック。

●歌詞印刷カキコミ。ブレス位置、注意音程。
●音色重視でKey仮定め。やり込み開始。

●音程重視把握(ローテンポ可)

●リズム重視把握(音程揺れを許す)

●この辺りで歌詞暗記済み

●この辺りで演技力的な細部実技検討

●この辺りでKey再検討

●この辺りで諦観

●この辺りで大分飽きて来るけど頑張って定期的にやる。
●原Keyでやってみる
暗い。盛り上がらない。

●#1
あんまし変わらん、っていうか中途半端でいっちゃんやりにくい。

●#2
このくらいの高さは要るよね。

●#3
あ、盛り上がるけどしんどいアカン。

●#2
しばらくこれでやってみたが。

●#3
本人がしんどいだけでこっちの方が曲調には合う気がする。よしやったろやないかい。

●#4
大リーグ養成ギブス的にやってみたけど、あながち不可能でもない。

●原Key
うわ。あまりの落差に楽チン過ぎて気味悪い。声色はどうしてもまったりするが、テンポを保てれば何とか盛り上がりをキープ出来そうな気も。やはりメロディ上の高音には対処しやすい。

●#2
だったら無理せずこの程度にしておいた方が。

●#3
いや楽すんなよ。

●もーわかんない ←いまここ
繰り返し過ぎて客観性がゼロになった状態が今。唯でも自分の事は客観性は低%から始まるのに。禁断の方法は他人に聞かせて判断、だが、そもそもワシの歌はトレーニングジム代わりであって、人に聞かせる仕様でも精度でもない。



因みに、僕が同じ曲を連打するのは別に珍しい事でも無く、昔からの習慣なのだが。
この度の曲は非常に連打のしがいがあって、このしんどい曲で筋トレしておくと、全体的に楽になる。
余談だが、この曲を3回くらい歌って直後にボーカル頭のアポロとか歌ったらテンポが遅すぎてイントロで走る。
知能指数が後20あれば話はまた違っただろうに……!
すげえ。全然はらへってねえ。それどころか腸が微妙に痛むがばかりに、腸が超イテエという駄洒落すら言えない有様だ。こうなったら腸がちょーっと痛いという幾分収まりの悪いギャグに落ち着こうかとも思ったが実際の問題は腹が減ってないという事なのだ。安易に減量出来ていいじゃないと思うかもしれないが、腹が減らないだけであってエネルギーが必要ない訳じゃない。……っていう日記をもう幾度か書いている気がする。これは言わばツイッターで○○が美味いという定番の報告を繰り返してしまうようなものの亜種だろうか。
 でもオレ家に帰ったら成城石井の胡桃の佃煮食うんだ。
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 この島に居る幾人かで、概ね穏やかな日を過ごしている。
 海はすぐそこだが、このバレーボールコートは砂浜ではなくしっかりとした地面だ。昔に見た校庭に似ている。
 この島を出たら。そんな話は少しはするかも知れない。
 一人の男を覚えている。白人種で、蜂蜜色の髪が少々はげ上がっている、少し細身で中背の平凡そうな男だ。
 私はそういう島に帰ってきた。何千人もの屈強な男がピンク色に光るオールを与えられ、こんな事を言われていた。
 そのオールを振りかざせば食べ物も、飲み物も好きに出せるだろう。ベッドも娯楽も、好きにしろ。だから働け、仕事が終われば報酬はたんまりくれてやる。ピンクのオールは言ったとおり、何でも出した。そしてそれを使えば彼等の言う仕事(恐らく造船だ)も楽にこなせるのだ。皆が揚々とオールに頼った。狭い足場で大勢が列を成してすれ違うが、ピンクに光るオールは互いを引っ掻ける事も無く擦り抜ける。オールばかりか人と人とも擦り抜けているようにも思える。私も擦り抜けられた。
 やがて得る報酬の為に粗野な声を上げて男達は働いた。
 バレーボールコートに彼を見つけた。
「ありがとう、彼等には内緒にしてくれているんだね」
 私が語りかけると、彼は曖昧に返事をしたが笑っていた。それは私にとってとても好ましい物だった。
 皆が真実を知ってしまったなら暴動が起こっていたろう。彼等も彼ももはや決してこの島を出る事は出来ないのだ。
 私は、騙され搾取される為にオールを与えられた男達の一員ではないし、ずっと此処に残る蜂蜜色の髪の彼の仲間でもないし、私一人だけがこのアイランドでは旅人なのだ。私は白人男性である。
 大勢の男達が仕事を終えるまでは17日と言った所だろう。それまでは、私とこの蜂蜜色の髪の男も共に過ごせる予定に違いない、けれど今言わなければ、もう限りは迫っている、そんな気がする。
「私がもう一度この島に戻ってきた時には!」
 バレーボールネットを張るポールの脇で、私は彼の腕を強く引き、訴えた。
「その時には、私にはもう貴方の姿は見えない!」
 何故なら、私には霊感は無いから。
 貴方の姿が見えるのは、夢を見ている今だけ。
「私は貴方の姿が見えなくても、貴方の為に此処で御飯を作るから」
 その時は側に来て欲しい。その後また旅立つけれど。
 そこで夢は覚めた。
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 夜の室内。部屋主の趣味により暗がりと称する程度の光源しかない。
 60ワット相当のオレンジ色をした間接照明がひとつ壁を照らしている。
 10ワットのシャンデリア豆球を仕込んだ卓上ライトは、厚いガラスの濃い柿色を鈍く漏らすだけでぼんやり暗い。
 光量を再弱にまで絞ったPCモニタの壁紙は焦茶色一色に統一しているが、今し方の作業の為に開けていたcdaからmp3への変換ソフトのウィンドウが白だったため、今だけ室内の中で群を抜いて明るい。
 読み取り終えたディスクを右手で持ち上げた際、不用意なその角度は右前の銀面が自分を見ているような方角だった。
 映り込む、四角いフレームの黒縁眼鏡、そのアンバーのブルーカットレンズ越しに見える黒すぎる黒目と諄い睫毛の印象がきつく、幾分驚き手を止める。次に見たのはモニタからの白い光が素肌特有の光沢になっている様子で、それを目でなぞれば45度の角度から見る顎は唇よりも前に出て尖っている。最後に気が付いたが、太く黒い眉毛も顔の要素の多くを担っていたかも知れない。
 私は私の顔を不意に見た時、怖くて心臓が跳ねる。それはそんなに嫌な事じゃない。
 
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