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ココは元S-Silence管理人の日記とかエッセイモドキとかが徒然とごにょごにょしている空間です
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物凄くアヤしいサイトを見つけた。
それは物語が面白く書けるようになる教材を売っているサイトなのだけれど、
ページの設えが人の心を煽り立てるような言葉と色で、
詐欺っぽいページを作ってみろ、といわれれば見本になりそう。
でも書いてある事は、結構納得の行く内容だった。

・物語はエンターテイメントだ
・物語は精神論で作るのではなく、技術で作る物
・書きたい物を書くのではなく、読みたい物を書く
・どんでん返しから作ると上手く行く

まあそうだなあ、と思う。
物語は技術で作るから精神が要らない、って意味では勿論、無い。
多くの人が名作を思い付く。頭の中に素晴らしい世界が広がってる。
けど、それは書き上がると平凡な作品になったり、
そもそも書かれなかったりする。
結局は、頭にある物を取りだして人に伝える為の技術ってのが
ボトルネックになるんじゃないか。
どんでん返しは、そうだなあ。
起承転結だの、三幕構成だの、色々言うけど
大体の物語は終盤、クライマックスで一番ぐっとくる。
終盤以外で一番ぐっとくる様な型破りな作への挑戦は
型通りの作品がちゃんと書けてからで良いと思う。
クライマックスがきっちり定まっていると、
物語を、その登場人物を、そのクライマックスシーンを実現させる為に
最初から迷わず動かして行ける。
それを、最初のシーンから展開を考えながら書いていると、
各人の想いや、展開がばらばらになりがちなので、収拾が付きにくい。
クライマックス前に、それらを纏めるスーパーグッドアイデアが必要になる。
そんな閃きは常時は来ない。
実は、物語はエンターテイメントではない説を語る人も居て、
その人は最初のシーンから順に考えて書くべきと言っていた。
その説も全部を読めば納得は出来る物だったのだけれど。
多分、そうやる人と、そうやらない人が居るんだろう。
自分はどうかって言うと、エンターテイメントだなあ、と。
何だろうなあ。最近こんな事ばっか考えすぎてて何も書けないけど、
じゃあ考えるな、って言われてもそれは無理な事だし。
まあきっと、今は考える時期なんでしょう。
取り敢えず守破離の破に行ってもいいですか。だめですか。
今書いてるオリジナルの習作が、
習作と嘯きつつ、失敗したくない想いで先に進まねえ、だとか
色々無様だなあ、と思いつつ。
自分自身ですら理屈通りには動かねーなって事で。
理屈屋もあがったり。
と言う訳で、ロックミシンを修理に出して来ました。

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