僕の部屋にて

姪「来たヨー」
僕「おー来たのカー」
姪（跳ぶ）
僕「片付けてるから静かにナー」
姪「これ面白いネー！」
僕「面白いカー」
姪「何してんのー」
僕「整理整頓してんねん」
姪「みきゃー！」
僕「静かにナー」
姪「27日に新型インフルエンザの注射打ったの！」
僕「三日前かーそうかーでも打ってから二週間は油断したらアカンぞー」
姪「？」
僕「？」
姪「裸足だねー！」
僕「裸足やでー」
姪「みきょー！！！」

……こんな適当な相手の仕方で何でこんなに盛り上がるんか分からん。
まあ足にじゃれついてきたりしたら適当に蹴り返しているが……。
どうも、弱スプリングすのこベッドと、空間をセパレートする長机という
部屋の構造自体がジャングルチックで面白いのかも知れん。
盆と正月は久しぶりに家族が会するので、何かと物珍しいんだろう。
しかしそれにしても、生まれて数年しか経っていないというのは恐ろしき事。

僕「あー……作業進まんやんか」
姪「おねーちゃんも下行こー」
僕「用事あんねん。行ってき」
姪「一緒に行こー」
（一緒に階段を下りる）
僕「あ！ おばーちゃんが居るで！！！！」
姪「おばーちゃん！ みきゃー！」
僕（逃）