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絵から服を作る時。
肩プロテクターとか、二次元で描く分にはそりゃ立体でも簡単だろうがよお!
と思わないでもない。
曲線立体物は絵の方が実現が楽。
しかし、三次元だからこそ出来合で簡単に凝れる所もある。
それはレースやブレード、地模様や毛足生地。等。選んで買うだけで良い物。
パターン物、風合い物は服の方が実現が楽。
だからいつも思うの。コスプレ衣装って、
イラストがつるんとした平面生地に見えても、
質感の豊かな生地を使えば良いんじゃないかって。
イラストに一直線が描かれていたって、
柄物のブレードを使えば良いんじゃないかって。
多分その辺は、『絵としては細かすぎて描けない』ってトコだと思うのね。
だから描かれてないだけだと思うのね。
だって、例えばイラストでベロア生地を描こうとしても
塗り斑にしか見えないと思うのね。
それとか、例えば袖の縁取りに細い線を一本入れるとして、
これは黒い絹糸が太さ二ミリ程度の三つ編みになった物、
とか言われても絵では描けないと思うし、
描けたとしても、ぐちゃぐちゃした物に見えると思うのね。
でも、実際に着てみるなら此処が現実感とか高級感の出し所だと思うのね。
イラストの塗りをそのままを服にした物って、如何にも衣装だし。
そりゃモーターショーのコンパニオン衣装みたいに非現実な物も、
それはそれで、別件として大好きなんだけど。
コスプレは個人的には、“本物ぽく”見えて欲しい。
そういう、『あの世界からキャラクターが出てきて歩いてるみたい』
という所を狙うなら、素材のパターンと質感。活かしたいな。
イラストの忠実再現ってのは、もしかすると
『絵としては細かすぎて描けない』所も、込みの事かも知れないじゃない。