いつも作品外で作品の事を語るのは避けてるんだけど、
偶にはやってみよう。やりたいから。
GinB17はドミニク周辺の説明文が結構しつこい。
作品の本文でくどくどとマイファンタジー設定を連ねるのは
読み手には疲れるかな、とも考えたが。
でも、実際に計算高く生きてる人の心理は
本人の置かれている立場、状況と切り離しては語れないだろうし。
ドミニクの行動動機を語る場合なら、
どんな場で生きているかの説明はドミニクの思考の細かさに近付く。
第一作者としては、そこんとこの世界背景を折角考えたんだから
書かないと勿体ないとかも思っちゃったりして。
みんな、何とかコレを読むのを娯楽と感じてくれ、と願い、
GinB17ではストーリーが通じる必要最低限よりも3割り増し多めに、
周辺設定の文字を遊ばせる事にした。
昔、風の○○というタイトルの小説を読んだ時、
あまりに説明文が長く続くので閉口した事がある。
例えば酒場で席に着いて料理が届くまででもだ。
店の内装、店員の人種と推測出来る境遇、郷土料理、食材輸送環境、
ありとあらゆる設定で10も20もページが使われていて読み飛ばしくなった。
ファンタジージャンルの特徴というか何というか
世界観作りに必要な解説は多いのだけど。
でもだからと言って解説中はまるでストーリーが動かないようだと、
僕は個人的に飽きる。
そうかと思えば、まるで殆ど作品内に周辺設定を盛り込まない文章も
アマチュア作には割とあるようで。
小説内では気品も、財力も、歴史も、描かれていないフツーのキャラなのに
設定資料集を読むといきなり物凄い社会的地位があるとか書かれていて
虚を突かれる事がある。
それはさすがに作品が舌足らずって事になると思うから。
組織図、家柄、制度、学術理論、歴史、
鼻に付かないように盛り込みたい。
ストーリーがだれないように、
むしろストーリーに絡ませながらで読者に知らせたい。
きっとそれにはテクニックとバランス感覚が必要なんだろうな。
もっと書くのが上手くなったら良いな。
まだオリジナルファンタジーを書く勇気は持てないが、
いつか書けるようになれれば嬉しい。
あれ? 最初のテーマと違うこと喋ってるや。
まあいいか。
ああ、このヒト今テンパってるのね、と思えるので
たまにはいいんじゃないでしょうか?
淡々としてる中にあると尚更。
別の場所で別の意味で同じトコ見てるって
漫画とかフィクションじゃないとありえないッ
と普段なら思うトコでしたが、運命っぽくてその辺のくだりに萌え萌えしてしまいました…
やっぱ人間が緊迫してるってことを、緊迫してるって書かずに伝えようと思うと、
やっぱ色々舞台ごと表さないと汲み取って貰えないし。
設定とか書き綴るっきゃないですよねー。
しかし、“たまには”な訳ですね! 世の中キビシーっす。
妙なシンクロだかリフレインだかのトコを良いと言って下さる方は
もうお一人いらっしゃいました。
コレをやりたくなったが為に文章が80%増量してしまったくらいなので
頑張って書いた身としては気に入って下さるとスゴい嬉しい。
これからも大人な中二病を目指して頑張りますヨwwww
大丈夫です登場人物です。
登場人物以外に誰がテンパってるんでしょうか。
大事な事なので2度言いました。
私は満遍なくくどいと読み疲れて次を読む意欲が沸かない人種なので「たまには」と思うだけですよー
人類皆同じ感度ではないと思います!
恐らく僕は人類の中ではくどさ耐性平均以下の人材だと思います。……読む時は。
書いてる時は結構くっどくど書けちゃうんで、
後から見直したら自分の作った話でもしんどくなりかねないんですよねー。
読み返してる時は作者も読者ですしねえ。
まーとりあえずは自分が読んで面白いと思うトコらへんで書いてみます。