ココは元S-Silence管理人の日記とかエッセイモドキとかが徒然とごにょごにょしている空間です
生まれた時から知っている隣の子、というそれ以上に可愛がってきたつもりだった。
その子が入学したりだとか、誕生日になったりだとか。又、正月が来たりだとか。そういう折節の祝いにはいつも景気よく振る舞ってきた。しかし、実際のところはその親が恐縮するばかりで、当人には特別な感慨も、関係すらもあまりない行事のようだった。
今もその子は、両親が玄関先で私と頭を下げ合っている側を、会釈だけして階段を上っていった。確かにこれでは、誰とのお付き合いなんだか分かったものではない。
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笑う。欠伸をする。そういう口を開ける折節に顎が痛む。
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酷く気疲れした折節は、遠くに出かけてみたいとも思う。
類:おりおり。場合場合。季節。ときどき。その時。
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