ココは元S-Silence管理人の日記とかエッセイモドキとかが徒然とごにょごにょしている空間です
やっぱさー。戦隊物って子供が観るものだから、
乗り越えるべき困難の種類がポジティブじゃん?
でもチッコイ頃からそれって、白々しいなあ、と思ってたんだよなあ。
こういうの希望↓
軍の方針転換に因る突然の能力査定。そして突然の戦力外通告がブラックを襲う。
「なんでですか! 俺達チームなんですよ!? 長官!」
「私もそんなこと言いたくないんだけど、上の決定だから仕方ないのよ……」
長官の必死の訴えが項を奏し、一ヶ月後にブラックの再試験が行われる事になった。他の四人の隊員達の協力を得て、徹底的に己を鍛え直すブラック。
しかしそのさなか、敵部隊の襲撃が発生し、何故かブラックは通信の遅れにより敵陣のど真ん中に一人残される事になるのだった。
~第21話 さらばブラック~
「長官、俺……小さい時は自分はレッドになるんだと思ってました」
隊のユーモア担当であるグリーンは、苦しんでいた。望んで三枚目を引き受けた訳では無かったのだ。いつもふざけた笑みを絶やさないグリーンが静かに苦笑する。
子供の頃は野球だってエースで四番だった。しかし地元レベルではトップであろうとも、広い世界へ出れば出るほどに上位ではありえなくなる。その事実に直面した日から彼のキャラメイクは始まったのだ。そして今はもう誰もカッコイイとは言ってくれない。
人を避けて孤立したグリーン。それを襲う謎の怪人が、仲間の誰も知らないトラウマを鋭く抉る!
~第22話 心の中のレッド~
「ぶっちゃけ僕にはこの仕事は向いてないと思うんですよね」
一時は除隊して実家の豆腐屋を継ごうともしたブルーだったが。
「でも一応、国家公務員になったわけだし、両親よろこんでたし、今更ね」
隊のナンバー2として出動する激戦の中で、毎日のように耳にする敵の悲鳴がブルーのストレスを積み上げていく。危なげない勝利の陰で、次第に彼は通勤途中に足が震えるようになってきた。職場に行きたくない。
~第23話 天職と適職~
品行方正、容姿端麗。非の打ち所がないレッドだが、“女性初のレッド”を勤める身として風当たりの強い立場にいた。皆の命を預かる任務に、そして後の女性隊員達の道を切り開く為に。持ち前の責任感で日々奮闘するレッドであったが、些細な失敗にも上がってくる女性リーダーを疑問視する声に気力は削がれ続ける。
「私はやっぱり駄目なのかも知れない……このまま消えた方が……」
やがて神経科を受診している事が明るみとなり、隊のリーダーとしての資質を問われ、レッドの苦しみは更に加速していく。
~第24話 鬱病の果てに~
次回、精神戦隊ギリギリジャー。おたのしみに。
COMMENT
どう考えても親の世代向け
ある種の王道展開ですよな。
この後、新ブラックがメンバーからの陰湿なイジメに遭って自殺を企てたり、
長官の夫が敵の女性幹部から浮気の罠に嵌められて脅されたりしますね、きっと。
この後、新ブラックがメンバーからの陰湿なイジメに遭って自殺を企てたり、
長官の夫が敵の女性幹部から浮気の罠に嵌められて脅されたりしますね、きっと。
無題
敵のトップが長官の嫁で、レンジャーやその他スタッフは「ばかっぷる夫婦の壮大な痴話喧嘩に巻き込まれていた」だけ、というオチにも期待。
事実を知ったレンジャーたち。敵味方が力を集結させて夫婦への復讐!はテレビじゃなくて映画版になったりするんですよ、きっと。
事実を知ったレンジャーたち。敵味方が力を集結させて夫婦への復讐!はテレビじゃなくて映画版になったりするんですよ、きっと。
オチ……オチか。
真剣にオチを考えてみたが。
地球の平和は守られたけれど隊員達はぼろぼろってエンドだな。
五人、絶望の戦地で同じ傷を持つ仲間として結束を固めるが、
その彼等が出した結論は自爆。
家族の事は気がかりだが、
殉職扱いなら死亡退職金が二階級特進後を基準に支払われる筈と
頷きあって最後の敵にカミカゼ。
なんか色々子供には見せられません。
地球の平和は守られたけれど隊員達はぼろぼろってエンドだな。
五人、絶望の戦地で同じ傷を持つ仲間として結束を固めるが、
その彼等が出した結論は自爆。
家族の事は気がかりだが、
殉職扱いなら死亡退職金が二階級特進後を基準に支払われる筈と
頷きあって最後の敵にカミカゼ。
なんか色々子供には見せられません。