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ココは元S-Silence管理人の日記とかエッセイモドキとかが徒然とごにょごにょしている空間です
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『プラスワン』とは何なのかは以前に書いたが。

 困ったぞ。何か例としてひとつ、記憶に新しい作品でその事例を書いてみようと思ったのだが、最近ではすっかり超難敵にしか挑まなくなっていたので、綴ろうにも苦戦になりそうだ。


 その作品がプラスワンという遊びに於いて難敵かどうかは、原作のプロットの完成度や舞台設定に因る。
 例えば、日常を含むストーリーなら拵えたキャラを割り込ませられるスケジュール的な合間も多いが、目まぐるしい戦乱なんかだとどこで登場させればいいのかとか苦慮する。
 また例えば、元々の登場人物が少なければまだ居ないキャラ付けの穴も見つけやすいかも知れないが、それがメインキャラだけでもざくざく居たりしたら。しかも各々がそのキャラクター性でなければ成り立たない方法で物語の推進力となっていたりしたら、もう手の付け所がないほど新キャラ作成の隙が無い。

 なのになんで超難敵にしか挑まなくなったかっていうと、単純にその方が遊びが面白いからだ。つまり、凄くプラスワンがしやすい話ってのは、元々凄く必然性の低いキャラで構成された作品なんだと思う。なので足したキャラも浮かずに済むが、その他大勢の感もまた消しづらい。今その条件で思いついたのは幽遊白書かな。あれは当初のメインキャラの4人ですら最後は1人居なくなってたくらいの野放図プロットだし。そこへならどんなやつをどう出しても特におかしくはない、けどその分、いなくてもいいけどってレベルに留まる。
 プロットのガチガチ度ってのは作品のパラメータの一つでしかないだろうから、それだけで作品の優劣が決定するって訳じゃないだろうけど。
 ただこの遊びの素材としての向き不向きがあるってことだ。
 そう、これは飽くまで風呂や布団の中でボーっとしている時にやってる一人遊びなのだ。
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