ココは元S-Silence管理人の日記とかエッセイモドキとかが徒然とごにょごにょしている空間です
母と姉と、ショッピングモールへ行くのだが服が決まらず出発を急かされている。高々モールへの買い物だが、好きな服を着られる貴重な機会だと思うといつまでも決まらないのである。
(幕間)
また別の時、私は考えるのである。買うものも決まっているしバスで15分ほどの距離なのだから、気張らずちょっと行って帰ってくれば良くないか。思い立って一人、リバーシブルのコートをベージュを外にして羽織る。
電線の間を縫って人目に付かぬよう上昇し、人と知覚されにくいほどの上空へ出てから、モールへの道を南下する。地図をPC上で辿るほどの時間で目指す建物が眼下に見えた。ものの1分だった。しかしそこは自宅周辺のど田舎とは違い、見咎められずに下降する事が出来ない。どこから降りようにも人が居るので、私は上空を行きつ戻りつ着陸点を探す。ついに見つかった。こちらを見た警備員がエイトマンだ、と言った。どうやら上空での右往左往の軌跡が、空気の揺らぎの尾を引いて八の字だったらしい。指示を飛ばす者と、走る者が見える。こうなったらさっさと地上に混じってしまった方が正体はばれにくいだろう。私は比較的人気のない路地に降りて角を曲がると同時にコートを黒く着替える。
という夢を見た。
(幕間)
また別の時、私は考えるのである。買うものも決まっているしバスで15分ほどの距離なのだから、気張らずちょっと行って帰ってくれば良くないか。思い立って一人、リバーシブルのコートをベージュを外にして羽織る。
電線の間を縫って人目に付かぬよう上昇し、人と知覚されにくいほどの上空へ出てから、モールへの道を南下する。地図をPC上で辿るほどの時間で目指す建物が眼下に見えた。ものの1分だった。しかしそこは自宅周辺のど田舎とは違い、見咎められずに下降する事が出来ない。どこから降りようにも人が居るので、私は上空を行きつ戻りつ着陸点を探す。ついに見つかった。こちらを見た警備員がエイトマンだ、と言った。どうやら上空での右往左往の軌跡が、空気の揺らぎの尾を引いて八の字だったらしい。指示を飛ばす者と、走る者が見える。こうなったらさっさと地上に混じってしまった方が正体はばれにくいだろう。私は比較的人気のない路地に降りて角を曲がると同時にコートを黒く着替える。
という夢を見た。
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