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ココは元S-Silence管理人の日記とかエッセイモドキとかが徒然とごにょごにょしている空間です
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困った時は、多分、思い出すといいんじゃないかな。
キャラメイクが全てのパワーの源だと。
ただ、バックボーンと、それを露出するエピソードは、ショートでは効率勝負だからね……。
アブノーマル系の二次創作を読むに当たっては、満足いった時にはその想いをパッケージして脳内の完結ゾーンに置いて終える為、何も考えない。
なので、満足いけなかった時にだけ悶々と考える羽目になるのである。

これはとても不毛な、いや、毛が生えそうで困る。何せこの悶えから逃れる術は、つまり満足ゾーンに何らかを捩込む作業は、てめえがてめえの趣味通りの二次創作品をこしらえてシュートする以外にないのである。

しかし自分には長編でないと満足出来ないという病もあるため、シュートは生活を圧迫する作業になる。だからこそ当面の禁じ手と定めた筈だ。病は辛い。

自家発電などという言葉はあるが、それに倣えばこれは言わば石油系発電設備なのだ。いま私は光合成に憧れる。
借り物の魅力を振りかざすのは暫く禁じていたいが、
まるでアクセルを踏むだけで回るエンジンを自分の力と誤認するような、
その心地良い瞬間を味わいたい麻薬めいた誘惑がある。
実際、何度も踏んだそのアクセルなら今も踏みこなせるだろう。
しかし、エンジンを作り得るか。

私はまだエンジンの作り方を知らない。
自分の方が出来ると思う時には、大まかに分けて二種類ある。
ひとつは、碌にしたことがない故に出来そうな気がしている時。
ひとつは、出来る時だ。

しまった。
と、誰も居ない部屋でひとり身を固くした。
漫画本を購入したつもりが、後半が小説だった。燻る。
頑なに小説だけは手にするまいとしていたのは、この事態を恐れての事だったのだ。
これなら私の方が熱の表れたものが書ける。
その想いを溜息で散らした理由は、スポーツの世界でもない限り自分は相手より上に行きます、行けます、だなんて態度は許されないから、という世間の風潮とは何の関係も無く、もうそういうのは辞めようと決心していたからだった。そういう嘔吐のような事は。

心の、知っている込め方をもう何度繰り返しても、私の表れはこの間と大差あるまい。
だから私は込め方を知っている心をそっと置かなくてはならない。
目的の為に好きである事を慮外にする事をストイックと呼ぶなら、相当ストイックだ。
苦しくはない、始まっていないものを消火するのは、あまり。
(未校正殴り書き)

 物語の読み方の話だが、実はあまり深読みはしない。
 展開分岐の可能性を考える事も深読みというなら、それはかなりするので、あまり裏読みはしないと言い換えよう。

 例えば、『彼はその時うしろを振り返らなかった』というシーンがあったとしたら、僕は「いま振り返らなかった!」と感銘を受ける。その後も「うわあアイツ振り返らなかったぜスゲエ痺れるー」という感覚を言葉にせずに漠然と抱いて居る。
 すると何が起こらないかというと、「何故振り返らなかったのだろう」という疑問が起こらない。これは日常生活でもそうなのだが、何故そうしたのかを本人に聞かずに、いや本人から聞いたとしても、わかる筈がないという感覚がもう長年染み付いてしまっている。
 だから結局、振り返らなかったのを格好よいと感じるかどうか、という非常に生で鵜っぽい食いかたになる。
 だからこそ人が調理した同人的解釈と脳はあまり競合せず、それなりに順応性は高い。
「振り返ったら泣きそうだった」
「前に立ち塞がるものしか眼中になかった」
「実は描かれていないシーンで振り返ってた」
 何でも楽しめる。
 (ただし、原作との整合性が失われた物はオリジナルとして受け取る。)

 裏読みは、字の作品では比較的しなくても最初から言葉なので理系的に刻まれた物として受け取りやすい。
 映像作品を観る場合、にはあまりに理系的情報量が、特にサブキャラのバックボーンなんかを中心に乏しく……ああ! 分かったぞ、僕は自分で同人をやりたくない時に一切の裏読みを停止するのかも知れない。多分、各キャラを深く掘り下げるという脳内作業は、自分にとっては今からそのキャラを動かす準備なわけで、そこまでやったのに書かないって、「ホップステップストップ」みたいな心地悪さがあるんじゃないだろか。ああでも、じゃああえて掘り下げて見ようじゃないかと思っても全然はじまらない。おっと……昼休み終わるわ。。。
最後なので、脳内おもちゃ箱を引っ繰り返しておこう。



 エルとロイはあまり会っていない。ロイが避けるから。
 エルとヴァイスは偶に会っている。
 少ない年月の間にエルの身長はヴァイスに追いつく。体格はヴァイスより良い筈だ。それでも人なつっこさや笑顔は全く変わらないだろう。
 無駄な時間を過ごす性分ではないヴァイスが茶を飲む為に会う訳は無いだろう。顔を合わせると言ったらがっつり狩りだろう。がっつり数日の強行軍だと、安全地帯で休息を摂る時間も幾らか有るだろう。
 会話術に関しては赤子に毛が生えたくらいのヴァイスだが、エルが作る流れの中でなら人並みのやりとりが出来るだろう。それはヴァイスにとっては他になく貴重するものだろう。
 眠っても大丈夫な場所では、ヴァイスは眠ろうとするだろうが、偶に擦り寄ってこられるだろう。叱ったりもするだろうが、それで、え……だめ? みたいにしゅんとされると逆に気圧されるだろう。始まってしまえば、似ているのに優しいというのは頭のふらつく事だろう。



『death penalty 心奪われろ』の後書きでは、「デスペナは最期の(とある)出来事が起こるまではずっと世界中を追っかけっこする話で、その間、それぞれはそれぞれの冒険生活がある。」と語った。

 ヴァイスが『death penalty Sequel-a』の時を過ごしている頃、ロイも実は用心棒の仕事をしていた。護衛対象はマフィアの後継争いをしている妖艶な女性だった。
 男性を手玉に取っては良いように操って来た彼女は、ロイにも同様に色目を向ける。が、ロイが衆目の面前で「無理してる処女は好みじゃない」という様な発言をした事で衆目の前で恥を掻かされた図星の本人は大激怒。
 それから、雰囲気最悪ながら争いの渦中を渡っていくのだけれど、展開は割と普通の一通ラブストーリーに。
 途中、ロイの出身を知る彼女が、自分が後目を継いだ暁にはコネをフル活用して元の貴族籍を都合してやっても良いという様な発言もするが、そもそもそういう生活が嫌いなロイには勿論効果無し。
 クライマックス、結構彼女は頑張って気合いを見せるし、ロイも普通に真面目に仕事をするわけだけど、まあそこはそれ、契約だから。
 最終、「前言撤回。あんたはイイ女だぜ」と言いつつも、彼は去っていく事に何の未練も疑問も無い人だったのだ。
 ヴァイスのSequel-aと対を成す話だった。


『death penalty Cross over』の後書きでは、「世界設定はdeath penaltyではありますが、有り得ない未来です」と語った。
 と言うのも。

 あの二人は転生の時代まで生きていない。
 結論を言うなら、山中で土に還ってる、冒険者がばたばたとヴァルキリーに会う様な時代のずっと前に。

 web拍手で、あの二人はリバですかという感じの疑問を受けた時、「リバ度は実はトップシークレットですマジで」と答えて明言を避けたが、マジレスするなら実は0%だった。
 と言うのも。

 あの二人の未来というのは当初から漠然と定まっていて、『death penalty4 最終話(後編)』でヴァイスが、勝ったら抱くからな、という様な宣言をしたのがその終局への第一歩目だった。
「デスペナは最期の(とある)出来事が起こるまではずっと世界中を追っかけっこする話」
 その最期の出来事とは、つまり、ヴァイスが勝つ事。
 この話は彼が勝つと全ての関係が崩れて終わる。
 幾度目かの対戦、山中の切り結びで遂に勝利したヴァイスは、宣告通りロイを抱こうとする。
 ロイは、満足の行く人生だった! と食い荒らされて滅ぼされるに任せようとするのだけれど、乗り上げて服を乱しても、ヴァイスは行為の中で“勝ってしまった”自分に戸惑い続ける。
 ヴァイスは最後の最後で、どうとでも自由に出来る筈のロイを自ら受け容れる行動を取る。
 どうしようもなく場が壊れる。ヴァイスはロイの上で腰を振りながら“勝ちたく無かった事”を自覚してボロボロになる。ロイも唯々この世との決別に満足してばかりは居られなくなるが、けれど今更相手の涙を収める言葉も持てずに胸ばかり痛くなる。
 体が果てた直後、ロイを見下ろし、ヴァイスは自分の感情の全てを認めて笑って、自分の短剣で自分の首を裂いて事切れる。
 ロイはその血を浴びて身を起こし、ヴァイスが持つ短剣を握ったままにさせて、上から手を重ねて包み持ち、それで自分の首を切る。その時、馬鹿だな、という顔をしてたのは、ヴァイスが最後までヴァイスだった事への賛辞なんだと思う一応。
 多分、二人は好きだったんだと思う。
 大体の人は彼等の存在を知らないと思う。裏稼業の中でも一握りの冒険者第一次世代と呼ばれる時代を知る人々の間では、その後に姿を見ない事もあり、未だにその強さが伝説視されていたりもするらしいけれど。
 唯、ある日パーティメンバー二人分の気配をほぼ同時に失った彼だけは、何となくもう二度と会えない事を察してしまっているみたいだ。




~ 同じなようで全然ちがう二人 ~

『二人のタブー(キャラクターにとっての禁忌)』
ロイ:自覚
ヴァイス:勝利
 そのキャラクターが物語を終わる(完結させる)、時に(為に)、触れてしまう(くれる)事。
 別名、キャラクター心理の壁。又の別名、作者の鍵。
 これを破る事が物語の終局(ラストシーン)への鍵を務める。
 ロイの鍵は「death penalty4最終話」の完結に使用された。
 破る目的で定めたタブー。使う用途の爆弾。

『二人のタブー(作品にとっての禁忌)』
ロイ:愛の告白
ヴァイス:快楽堕ち
 そのキャラクターが死んでもやらない事。やると“キャラクター”が死んでしまうから。
 別名、キャラクターキラー。又の別名、作者のタブー。
 これを破るとキャラクター性の核、引いては物語が破壊される。
 守る目的で定めたタブー。使えそうで使えない核兵器。
 (長く守ったおかげでもう使った所の想像も付かなくなった)



以上、おもちゃ箱(ネタ帳)引っ繰り返した。
すごく楽しかった。
自分へ。

【同じ表情の描写が多い?】 OK落ち着いて下記を参照しろ。

●根本の問題
 お前自身がその心情を細かく認識してないんじゃないか?

●視点の問題
 同じ表情にもなるさ、そりゃそのシーン中で心情なんざコロコロ変わらねえ事の方が多かろうよ。人物が百面相するシーンの方が稀だぜ。だったら顔以外でも勝負しろよ。
 体、指、腕、の角度、上下、スピード、強さ、雑さ、滑らかさ、足の運び……もっと無いか。随意行動で無くてもいいぞ、髪の揺れ、振れ幅、唇、鼻息、爪、瞬き。
 先ずその椅子から立て。立って部屋をウロウロしてみろ。身振りしろ。台詞無しで心情を示してみろ。どこでやる? どこにくる? 演じろ。そして周囲を見回せ。風や鳥だって服の裾だって心情を表してくれるぞ。他は? 全部を色眼鏡で見てみろ。そして感想を述べよ。また動け。そして起こった何かにも感想を述べよ。
妄想の世界を語るのが許されるのが物語作成でもあるのだ。
自分がより良く生きていなくても。
よし。加筆修正に何時間かかるかざっくり計算してみよう。我がペースだと普通のストーリー系読書なら1分間に読めるのは300文字として、ワシの一話UP分が20000文字強。とすると単純に読むだけで約70分。尚ワシの加筆修正は重ね塗りの様に何周もやるので、まあ最低三回として210分。読む途中に随時修正しつつなので、その作業時間として少なめに見積もった初回120分、二回目60分、三回目30分をプラスしてみて。合計420分……つまり7時間か!? これが“最低限”の加筆修正時間。うっわ明日UPが目標とか……絶望的か!?
自分の創作レベルか……。高かろうが低かろうが、大丈夫なレベルだと思い続けないと何を書くのも恥ずかしくなって自滅するみたいなので、高い物を見つめて自分と比較する事はしないように心掛けてはいるな。なんか文句あんのかって言える程は心臓が強くなかったみたいなので。でも確かに偶に、あれよりは低い、あれよりは高い、って指針が欲しくなっちゃうのは人情だよなあ。でもそれって割とジャガイモとトマトはどちらが優秀な野菜ですかって質問に近かったりもする事もあるしそうじゃない事もあるな。……あれ?
 
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