深すぎる轍に足を取られて、貴方はいずれ考えるの。
この溝に沿って歩けば良いと。
眠いのでちょっと適当文章。
知れば知るほど、人に共感できるようになるらしいが、
僕はその点、あまり敏くない。
十歳の時分などは、全くと言っていいくらいに相手の意を汲めず、
同情という言葉は蔑みの為にあるのだと思っていたくらいだった。
ただ勇ましく明るいだけだったあの頃を終えてから、
何故か僕は物理的な危機をまるで迎えることなく、
精神的な危機を山と迎える。
心臓を致命傷の1センチ手前まで斬られては、
親切にされて回復し、傷跡を残して癒えたらまた斬られる。
その繰り返しで段々と痛みの内容を知り始める。
他者のそれを察する能力も同時に伸びる。
いとも簡単に感じを取れる人々が居る。
感覚器の無いままに分析器を持つ人々が居る。
僕はそのどちらものなり損ないであるし、
その仲立ちではあれるのかも知れない。
無理矢理に言ってみるならば、
僕の今生は様々な感情を覚える為にあるのではないか。
どこかにおわす御大が
「よーオマエ足りてねえみたいだな。
覚えてこいよ。愚かなオマエをたった一生で想いの賢者にしてやるぜ。
ガンガン胸殴るからキチーけどよ」
とか何とか嘯いて僕を此処に投げて寄越したのだろうか。
もしもそうならば、僕の人生は迷走しているように見えて、
実は一極集中スパルタなのだという事になる。
振り切れる程に嬉しい時と、
振り切れる程に悲しい時と、
振り切れる程に悔しい時は同じ顔をしている。
頭が振り切れる時、
突っ伏して、そうしてあまりに辛かったり幸せだったりする時、
大体、こう思う。
この感覚を覚えておこう。
壁を叩く様な思いとか、叩いた事とかも。
※ ぐちでおます。文もぐちゃぐちゃしている。
あらすじ。
作品展のリーダーがリードをしないので、この一ヶ月、何も決まらない。
代わってリーダーをやってくれないかと指名された。それが金曜日。
取り敢えず速攻で役割を割り振って、休日にやっておく事を皆に伝えた。
そして週が明けた。
あらすじ終わり。
ぐぁぁぁあぁあぁああ! 分かってた事だけど、全パートの担当が入れ替わり立ち替わり、一日中自分に話しかけてくるんだぜ!11! 自分の時間なんてこれっっぽっちもねえし! 自分の作品作り、これっっっっっっぽっちも進んでないぜ今日。
統括役としてはイイ仕事してるが、自分の出し物はこのままだと転ける。
大体よー、統括役は素材集めとかの全員仕事を休ませてくれるんなら、まだ時間の帳尻も合わせられるけどよー。それもやって全体指揮もやれっつわれたら、俺はいつ自分の作品つくんのよ。徹夜しようにも作業場は時間が来たら追い出されるし。
けど、どうしてみんなが話しかけてくるのかが分かるだけに、どうしようもない。ここは避けられない。
ここで人を安心させられなきゃ指揮者失格だ多分。
結局のトコ、人にイイ仕事をして貰えるかどうかは、どれだけ不安を取り除いてあげられるかに掛かってる気がする。
不安っていうのは、『その仕事がどの様に実現されるかの想像が付かない』って事だと思うから、『いつまでに、どんな風に』 ってのが、頭にむくむくしてくるまでコミュニケーションするのがスタートラインだと思うワケで。
そうだ。今日は言わば本格始動の初日だったからな。
やりとりが多くて当然だ。明日はもっとマシなはず。
今日で大分、各々の仕事を想像する事は出来た、筈、だから、明日は大抵の事は自主的に動いてくれる、筈。いま僕がグチを言ってるのも、向こうでみんなにポジティブを振りまいてるから、家に帰ってきてその反動が来てるだけなんだよな、うん。きっとそうだ。要は時間が間に合うようにスケジュールを立て直せば良いんだよ、何度でも。
だよな。
そう言えばその昔、中学一年生の頃の僕は中二病が激しくて、リーダーとかってめっちゃカッコええなぁエヘエヘ、みたいなノリで委員長とかに立候補しては投票で負けてた。
今となっては仕切り役だなんてめんどっちい役は、誰かがやってくれたらそれに越した事はない、と思うんだけど。まあ、あの時の怨念がいま実ってると、思おうか。
やっぱ日記書くと落ち着く。
みんなお金にならないことは何にもしたがらないよねー。
なんで参加の決定してる祭りなのに誰も何の役も引き受けようとしないの?
という所に、マジで興味があるから、答えてくれそうな人に尋ねてみた。
「あわよくば何もせずにやり過ごせるかと思って」だそうだ。
省エネ思考だなあ、という印象。
もしも自分の事を、「あの人ってなんにもやった事ない人だし、
なんにも出来そうにないから、なんにも任せられないよね、困ったなあ」
とか言われる未来が来たら、悄気たり腹立ったりしないのかなあ。
今は若いからそこまで言われないけど、
年取ってもなんにも出来ないままだと、老けてる分、劣るだけだし。
仕事じゃなくて祭りで経験を詰んどけるんなら、
失敗してもなんの損も出ないし、やっといた方がお得だと思うんだけどなあ。
やっぱ投資思考でいきたいものだ。
今、自分の体のあらゆる分子や原子の結合が一瞬にして全て解かれたら
この意識は一瞬にしてどこへいくのだろう。
とか。
エキサイティングな日記を書く人を一人知っているなあ、と思う。
エキサイティングな日記を書く人を一人しか知らないなあ、と思う。
日記がエキサイティングでどうすんだよとも思う。
と言うと何とご大層なという感じだけれど、
こうやってこうやったら、スゲー、面白そう!
っていう想像力が前を走らなくなったら、
一日中布団の中でごろごろして、
極端な話、なんもかんもメンドイから点滴と溲瓶でよくね?
みたいなメンタルコンディションに近付いていくから、
見切り発車アタックながらも色々考えて実行してみている今は、
人生楽しんだモン勝ち、という観点からは正解なのだけど、
しかし問題はこの状態を維持する事なんだよな。
僕は空が曇る日が多いだけで沈鬱モードに入るから。
まあとにかく今日はやる気の調子がよい。
中学生の頃に、プロになると言っていた友達が居て、
僕はその人の事が凄く好きという訳では無いけれど、凄く興味があった。
と言うのも、とても不定形な人だったのだ。
一定の個性が定まってない。何処に居るかに因って印象がころころ変わる。
彼女は14歳にして、21歳であると年齢詐称して大学生と遊んでいたり、
親との会話は無いが、家が裕福で月10万円の小遣いを貰っていたとも聞く。
そして彼女は時々嘘を吐く。意図してか、せずにかは分からない。
定まらない口調と表情、特殊な家庭環境、現実と自称の調整。
高校に登ると付き合いは無くなったが、彼女の事は気になって、
地元の窓口で同じ名字が呼ばれたら振り返ってみたり。
偶に昔のペンネームで検索を掛けてみたり。
長い年月が流れた今でも結構気にしていたのだが、それは
“彼女はあれで、あの固定された自分というものを持たない状態で
一体どうやって生きていくのだろう”という興味だったのかも知れない。
だから最近、風の噂で自ら命を絶ったと聞いた時に得心が行ったのだ。
「返事は5W1Hで返信してくれ」
『ムリwサポシwwうhwおkw』
何と言うマンデーモーニングブルー的な休み明けブルー。
日常も非日常も、僕の全ては気分作りから始まる。
暖かいストーリーを書くなら、暖かい気分を作る必要がある。
新年のご挨拶にゆくなら、今年も宜しくーぅ! という気分を作る必要がある。
全ては自己マインドコントロールから始まる。
今年も宜しくーぅ! というテンションを人工的に作るのは骨の折れる事だ。
そりゃ、今から元気溌剌として下さい。とか言われても大抵は困るだろう。
しかし、適当にやってると嫌々感が割と伝わるらしいし。
私はエネルギッシュで明るいタイプ、えい、よし、がんばるゾー、おー!
というプレイをしていると段々その気になって、乗り切れたりする。
が。段々その気になってくるまでの、今の、この、ローテンションがツラい。
簡単に言うなら、エンジンが掛かってない。
一番手っ取り早く元気溌剌気分を作る方法って
もしかして、うっぱー系の物をキメる事なんじゃないかとも思う。
そこを自力で脳内コントロールするのは至難の業。