なーんて事を、目指してるワケでも、なーんでもないんだが。
結果的に僕の行動はそうなるってだけの話だ。
単に、人を疑うと胸くそが悪くなる体質なので。
信じてると誰が気持ちいいって、自分が気持ちいいという、そういう事だ。
それは、誰もを信じるとか、警戒心が無いとかいう事ではなくて、
“人類の総意としては善を喜ぶ時が流れるであろう”、という想いだ。
場の総意、個人の意ってのは、また細かく別にあるだろう。
だから、人を選び、場を選ぶ。
うん。何だかやる気が出て来そうだ。
学生時代を思い出す。
「○○さんはいつも、待ち合わせ時刻より三十分ほど遅れる」
「××さんはいつも、一時間遅れるから、一時間早い時間を伝えてある」
「どうせ時間通りに揃う事なんて無いから、私達いつも遅れ気味にきますよ?
SKR先輩も、いつもみんな遅いって怒ってないで、
三十分は遅れて来たらいいじゃないですか」
いいかおまえら耳をかっぽじって聞け。
待ち合わせってのはな、全員時間通りに来りゃいいんだよ。
変な鯖読みとか調整とかすんじゃねえ。
……ってな事を昔に思ってたのを、昨日思いだした。
案の定、待ちたく無い奴が、もっと遅く、もっと遅くに来ようとするから、
その内に一時間半遅れとかざらになって、そいつらとは出かけなくなったな。
人間も物語も、説得力の連続だからなあ。
あー気がおもす。
さ……。打ち上げと言う名の戦場に出かけるか……。
人に失敗させたい時には、
「失敗しないで下さいね」と言えば失敗の確率が上がるのだそうだ。
「浮気しないで下さい」も同様に、浮気を促す効果があるらしい。
コミュニケーションセミナーでこんな事を教えられた事もあった。
OK、大丈夫、最高、いいね! と、プラスイメージの言葉を、
心なんて篭めなくて良い、ただ唱えるだけで気分は浮上するという。
上の二つの例の示す所は、言葉は文章全体の意味合いより先に、
その単語、響きそのものに効力があるという事だ。
それは常から自分が持っていた考えと一致する。
だから僕は、
誰かと関わろうとする時には、マイナス印象の言葉を避けようとする。
「遅れないで下さいね」と言う方が早くても、
「間に合うようにして下さいね」と言ってみたりする。
かようにマイナス事項をプラスエネルギーを持つ言葉で紡ぐ事は、
僕の、細かなエンターテイメント精神のひとつだ。
これは非常に極端であり、些細な事なので、人にそこまでは求めない。
けれど、僕は思うのだ。
言葉のチョイスだけでいずれ人生が変わってくるんじゃないかと。
往々にして、素敵な人の周囲には素敵な人々が集まり、
往々にして、逆には逆が集まる。
それは、それぞれの人物が纏っている言葉の力場も一因だと思うのだ。
他にも、笑顔と、声色と。いろいろやることは多いのだけれど。
帰路、電車に乗って席が取れた時から、
この日記を書く作業が始まるワケだが。
自分は、日中は本当にSKRの事を忘れているんだなあ。と思う。
ノートの蓋を開いてすぐには、SKRが何をしたかったのか全然思い出せない。
それは、僕がふたつ以上の事を同時に考えられない性分だからだろうけれど、
頭のリセットが出来て、非常に助かる。
人生はもっと楽しい物だと言う人も居るし、
そうも言わない人も居る。
僕はと言うと、楽しい物だと思っていると向く方角へと
顔を向ける様にしなければ行けないのである。
それは骨の髄までの理性であるし、人情全開のやせ我慢でもある。
要約すると、気を楽に、為そう。
取り敢えず僕としては、とても面白いと思う作品以外に対して
義理や人情で名を添える事は
まずない。
企業のブログを見て、「何の為に書いてるの?」と思う事が有る。
勿論、突き詰めていけば売上げを上げる為に書いている筈なのだが、
事務的文章も、個人の生活記録も、その目的に繋がってる気がしない。
『ビジネス・ツイッターの成功への道』
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20100305/213173/
『Twitter全盛だから、ブログのことをちょっとだけ考えてみた』
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100511/214336/?P=1
ツイッターか……ツイッターねえ。
まず、使い方の勉強から、始めんといかんけど……。
何を隠そう、僕は布巾が好きだ。
布菌とか言われる事もあるが、とにかく埃が取れれば満足なんだ。
周辺を全部水拭きしたくはなるんだけれど、
潔癖症だと思われてしまうだろうし、あんまり表だっては出来ない。
だってなあ。大体の人は相手が自分よりも几帳面なのはしんどいと思うんだ。
自分が相手よりも几帳面な時は文句だけ言って居られるけどね。
横から口を出す人間は、大抵
本人の百倍のスピードで経過を疑似体験している。
まるで、ページを捲れば次の朝になるように。